
昨夜は悪寒がしたので、葛根湯を飲み、早々にベッドにもぐり込んだ。悪寒の原因は店の暖房装置にある。電気エアコンはぼくを温めることができない。そこに火が燃えていないと、ぼくは温まることができない。そう、おそらくこれはフィジカルな問題ではない。そんなことは、ずいぶん前から分かっているのに。しかしこれは、今のぼくにとって優先順位の高い問題だ。ぼくの中にいる本当のぼくがそういっている。
夜明け前の夢
とうふ屋の逆襲

昼すぎ、なんの予告もなく金曜日の男が現われた。手にはいつものように豆腐の入ったビニール袋をぶら下げている。
ぼくは一瞬、今日は金曜日なのだと思った。金曜日の男は金曜日にしか現われないからだ。
「なんで今日来たんだ」
ぼくは眉間にしわを寄せ、厳しく問うた。金曜日男は黙ってニヤニヤしている。
「ははぁ、あれだな」
ぼくは思い当たった。そう、アレである。今度の日曜日ごろ、某所で行われる、なんとかマラソン。
彼はこのなんとかマラソンに毎年出場しているのだ。その調整のために、ぼくの緻密な一週間計画を思い切り無視し、自分の都合を優先して水曜日の今日、豆腐を持ってきたのである。なんとかマラソンはそんなに大事なのか。ちなみに、今思い付くだけでも当店のお客様の10名近くがこのマラソンに出場する。せっかくの休みの日にわざわざ走るとは。なんて奇特な人たちだろう。
彼の話によると、鹿児島県だけでも6000名近くが走るそうだ。鹿児島の人口は170万だから、ざっと300人に一人は走ることになる。信じられない。もしかすると、今これを読んでいるあなたも走るのかもしれない。というわけで、もし、写真の男を見かけたら、道を譲ってやってください。
フィンランドの人口って・・・

フィンランドは遠い国だ。
フィンランドで思い浮かぶのは、せいぜい、ムーミン、シベリウス、アキ・カウリスマキ、そして、かもめ食堂… あ、携帯電話シェア世界一、ノキアもフィンランドの会社。
さて、突然ですが、ここで問題。
フィンランドの人口って、どれくらいか知ってます?
1億? まさか。
2000万? とんでもない。
じゃあ、1000万人。 ハズレ
答えは、520万人。ちなみに兵庫県が560万人、だそうです。
ぼくは、そんなに小さな国だとは知りませんでした。
このことを知るきっかけになったのが、昨日の内田樹さんのブログ。
なかなかおもしろい記事ですよ。
そのリンク先にある、カフェ・ヒラカワ店主軽薄の「内向き」礼賛。という記事もおもしろかったです。
ねび~
長いようで長かった冬休みも今日で終わり。年をまたいで8日間も休んでしまった。明日から仕事だ。というわけで、今日はその準備で忙しかった。疲れたのでもう寝ます。
正月モード4日目

朝起きたら晴れていた。
そういうわけなので、今日は南に走ることにした。

海が輝いている砂浜を歩いていると、懐かしい記憶が次々に蘇ってきて、なんだか切なくなる。ぼくにとってここは記憶の海。

腹が減ってきたので、ハーブ園にあるレストランに行った。
すると、注文をとりにきた店の方が
「ギックリ腰はよくなりました?」
と言って微笑んだ。ぼくはすっかり忘れていたのだが、前回この店に来たときに、あの白いチャンピオンベルトを店の人に見せびらかしたのだった。デザートはもちろん、ハイビスカスのシャーベット。ぼくはこれを食べないと年が明けない。ような気がする。

食事を終える頃、大粒のうろこ雲が空を覆いはじめていた。ぼくは某植物園へ行き、太陽の下でキラキラ輝くチューリップを見たかったのだけど、植物園に着いたときには空はもうすっかり曇っていた。曇り空のチューリップたちは、こころなしか申し訳なさそうに見えた。でも悪いのは君たちじゃない。もちろん、ぼくでもない。

この植物園には伊豆の踊り子という早咲きの桜が植えてあって、2月上旬には満開になる。見ると、つぼみがふくらみ始めている。よく見ると、気の早い花が二輪咲いていた。春よこい。

見晴らしのよいベンチに座って、ポットの熱いコーヒーを飲んだ。ニューギニアで大きな地震があったそうだが、ここから見る海は静かで穏やかだった。
正月モード3日目

寝坊したと思ってあわてて起きたら、まだ休みだったのでほっとした。正月三日目の朝は思い切り晴れていた。というわけで、コーヒーをポットにつめ、車を走らせることにした。正月ということで、とりあえずいつもと違う方向に走ってみた。積雪が残る高い山を二つ超え、左折すると、いつの間にかそこは海であった。

海に面したドライブインで、ぼくは潮騒定食、ヨッパライ某は期間限定ウニ丼を注文。アラカブの味噌汁と刺身が絶品であった。

いつものように道に迷いながらテキトウに走っていると目的の展望所についた。

駐車場は満杯だった。駐車場の一画には焼いも屋とたこ焼屋が出店していた。なるほど、正月なんだなぁと感心した。ぼくは人が集まるところは苦手なので、早々に展望所を後にした。

海を右手に見ながら走っていると、なんとなく絵になる自動販売機を発見してしまった。海に沈む夕日を眺めながら飲む缶コーヒーは、さぞやココロに沁みるだろう、と思ったが、ぼくは試す気はない。

先ほどのドライブインの下に漁港があったので、寄ってみた。夕日に向かって、漁船が次々に出港していく。ドラマチックな風景だ。ぼくはテトラポットに腰掛け、太陽が海に沈むまでそれを眺めていた。








