昨夜、田口ランディさんのブログで、彼女のお父さんが亡くなられたことを知った。1月4日だったそうだ。ぼくは驚き、そして、とても不思議な感じがした。ランディさんのブログはほぼ毎日チェックしていたのだけど、昨年末から更新が止まっていた。ランディさんの記事はメルマガ時代から愛読してたのだけど、特に彼女とお父さんとの格闘?を描いた記事はリアルで印象深かった。今思えば、田口さんのお父さんは「田口ランディ」に含まれていたような気がする。だから、ランディさんのお父さんが亡くなられたことを知ったとき、ぼくは「田口ランディ」も同時にいなくなったような気がしたのだった。これからランディさんはどうなるのだろう。ぼくにとって、田口ランディという作家は特別で不思議な存在だ。
田口ランディさんのHPはこちら
http://www.randy.jp/
ぼくの物語
似たものどうし
太陽は一人ぼっち
幸せの階段
愛を描かないから見えてくるなにか
昨夜、久しぶりにおもしろい映画を見た。
それは「パフューム」
この物語の主題に人の愛はない。人のいう愛をイメージするものは描かれていない。匂いや音、光のリズムは言葉を介さず、人の識閾下に直に訴えてくる。神の愛は、人が人である限り理解できない。言葉で捉えられない。理解できないが、感得できる。そう、ゆえに、この映画が醸し出す奇妙なおもしろさは名状しがたい。
つまり、観るしかない。
呪文
なんだか悩みがちな日々が続いているのだった。
もちろん、ぼくにも歳相応の悩みは色々あるのだけど。
しかし、ここ数日、みょ~にツライ。
もしかして、これはウツなのだろうか。
ところが、このモヤァ~ッとした、逃げ場のない、漠然とした不安や悩みのようなものが、次の呪文を唱えることで、ウソのように消えてしまうことを、昨夜トイレで偶然発見してしまったのです。
といっても、この呪文、あまり人に聞かれたくないのだけど。
では、その呪文を発表します。
それは「お前はバカだ」です。
みなさんも、そんなときには試してみてください。
オトコの不安
脱サラして8年になるわけだけど、最近、同年の友人たちに比べ、どうも成長が足りんような気がしてしょうがない。遅れを取っているような気がするのだ。友人たちは、組織というヘビーなルツボの中で試され、鍛え上げられ、精錬されていっている。成長しているのだ。一方ぼくは毎日音楽を聞きながらコーヒーを飲んで、気の合うお客さんと好きな話をして、本を読んで、それだけだ。昨日、親友の妻Fがコーヒーを買いに来たので、そんな話をした。まわりの友達はみんな成長していくのに、ぼくだけが止まったままのような気がする、と。すると彼女は意外そうな顔をして「ふうう~ん」と言った。こういう不安は女には分からないのかもしれない。
ネジ
自分のネジが巻けなくなる時ってあるよね。いつものようにネジを巻こうとするんだけど、鍵が合わなくて空回りする。鍵が合わないのは、自分が変わったからなんだろうけど、こんなときは、ただ待つしかないよね。いつか、かちん、と音がして、もとのように巻けるようになる。こんなことに気づくのに、ずいぶん時間がかかった。
左45度に軌道修正します
自分の心と直感を信じる勇気を持ちなさい。
なるほど。
というわけで、しばらくブログを休みます。