歯医者にGo!

起床9:00。窓を開けると空は灰色、予報どおり天気が悪い。今日の行動予定は天気次第。天気が良ければコーヒーを持って花見にドライブ。悪ければ歯医者にドライブ。というわけで歯医者にGo! 病院が好きな人はいないと思うが、ぼくは異常なほど病院がコワイ。きっと、なにかトラウマがあるに違いない。歯科医院の電動リクライニングシートに身を沈め、ぼくは目をつむって脳と体が分離しているイメージを描く。「ぼくは脳である。歯ではない。痛い、というのは、細い神経を介して脳に届く、きわめて微弱な電流に過ぎない」というイメージである。マスクをしたキレイなお姉さんが、歯茎の ポケット とかいう部分を針のようなもので順次つついていく。これが痛い。しかし、痛いといって騒ぐとカッコ悪い。男はつらい。診察の結果、虫歯もなく異常なしであった。虫歯になりにくい人は歯周病にかかりやすい。今回、歯医者に行ったのも、歯周病が怖いからで、ぼくは歯周病の原因となる歯石を取ってもらうために、定期的に歯科医院に通っている。といっても2年ぶりだったけど。

お世話になりました

早いもので、このブログを立ち上げて二年が経ちました。1日400アクセスを数えていた当ブログも、今では100を少し超える程度。力強く輝いていた太陽も、いつしか西に傾き、やがて夜を迎えようとしています。思えばいろんなことがありました。長いようで短かった二年間…。
それではみなさん、さようなら。
いつかまた会う日まで。
2007年4月1日 スプーン

Let’s begin

以前、F少年から借りて読んだ「海馬/脳は疲れない」を再び借りて読んでいる。自慢じゃないが、ぼくの脳は忘却力に優れているので、以前読んだ内容をすっかり忘れてしまっていた。この本には、たとえば、こんなことが書いてある。行動を起こすことの大切さ。ぼくは事務仕事がキライなので、つい後回しにして溜め込んでしまう。結果、ユウウツになって、遠~いところに逃避したくなる(逃避大好き微熱少年)。しかし、思い切っていったん始めてしまうと、あら不思議、加速度的にぐんぐん調子が出て、いつの間にかおもしろくさえなり、一気に片付いてしまう。みなさんも掃除などで経験がおありでは? これは脳の仕組みがそうなっているからなのだそうだ。行動を起こすことで、脳の特定の場所が興奮し、やる気がぐんぐん湧いてくるのである。行動を起こさないことにはソコは働かない。つまり、始めないことには始まらないのである(あたりまえやんか)

浅きゆめみし

歯が痛い。正確には歯グキが痛い。そしてスゴク痛い。こんなときフツーの人は薬を飲む。しかしぼくは飲まない。薬は毒だ。歯が痛くて眠れない。夜中に目が覚める。今朝はひどい夢を見た。ひどすぎる。もしここで話したら、ぼくの人格が疑われる。世の中にはぼくより不幸な人はイッパイいる。あたりまえだ。しかしそんなことより歯が痛い。薬はキライだ。病院はもっと嫌いだ。また夜が来た。眠い。でも夢が怖い。

せっけんの匂い

手作りの石けんをもらって、それを大事に使っている。ぼくは、気に入ったものを大事に使う。その石けんはビロードのように滑らかで、とてもやさしい。そしてぼくの好きな匂いがする。何の香りか分からないのだけど、遠くから、うすいオレンジ色の風が吹いてきたような気分になる。それは生きることが爽やかにみえる不思議な時間。

10年

10年なんて、あっという間だ。
きのう、店に来た同級生と話していてそう思った。
時を過ごすことで増えるものは何。
記憶?
記憶は燃料。想像力はエンジン。
良く燃える燃料と、高性能エンジン。

かもめ

昨夜は、店を閉めたあとカルメン・マキの歌を聞きに行った。場所は天文館のバー。狭いフロアには紫煙がたち込め、30人ほどの客が各々グラスを傾けている。ギター、パーカッション、ヴァイオリン、そして黒尽くめのカルメン・マキ。記憶の海、人魚、かもめ。海に因んだ歌が多い。いつしか、ぼくは港町のバーにいるような気分になっていた。

枯れたシュロ

070318_01庭に植えてあったシュロの木が枯れた。ほうっておくとシロアリがやってくるので、引き抜くことにした。スコップで周囲を掘り、根を切っていく。15分くらいで掘出すことができた。問題は、この丸太をどう処分するかだ。いつもなら焚火で派手に燃やすのだけど、煤煙などの問題がありそうなので、のこぎりで小さく切り、生ゴミといっしょに出すことにした。夕方、落ち葉で焚火をしていると、近所の奥さんがやって来て「今夜は庭でバーベキューけ?」と言った。
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