われらは何者か

恋人らはしんしんと静もる夜気のうちに霊妙に語り出ることもあろう、もしもかれらが語るすべをこころえているならば。だがすべてのものはわれら人間のありようをつつみかくしているように思われるのだ。

リルケ「ドゥイノの悲歌」手塚富雄 訳 より

リルケは「すべてのものはわれら人間の在りようを包み隠しているように思える」と言う。言い得て妙。ぼくもそう思うし、詩人やアーティストは自らを媒体として人の目に隠されたものをあらわそうとする。人間の秘密に挑んでいるのだ。こういう推測もできる。本来人間には何も隠されていなかったが、あるきっかけによって自ら見えなくなり、理解できなくなった、と。いわゆる、失楽園

足がつる

深夜2時。足がつって目が覚めた。休日、天気がいいとカメラを持って砂浜を歩きまわり、山を登り、山を下り、また山を登る。結果、深夜に足がつる。そういえば、ずいぶんむかし、サザンの桑田が「足がつる」という歌を歌っていたような気がするが、その原因はカメラのせいではなかった

ブツヨクの春

カメラのレンズを買おうと思い、ネットで検索したら某価格コム最安値より2割ほど安いところを見つけてしまった。フッ、オレってホントに買い物上手~ウフ。ルンルン気分で購入ボタンを押そうとすると「クレジットカード支払い、代金引換不受付!」と書かれている。銀行振り込み以外ダメ、と。ふ~ん、なんか変だな、と思いつつ、サイト内を調べてみると明らかにおかしい。つまり、これはいわゆる一つの「フィッシングサイト」なのだった。むかー! 人を疑うことを知らない純粋無垢なオレをだましやがって!というわけですぐにフィッシングサイト報告ページにチクってやった

ジャングルでの買い物はスリリング

数日前、カメラの三脚に使う部品を熱帯雨林に注文した。メーカー名は不明だったが、評価が☆☆☆☆だったし、価格も2300円と手ごろだったのでそれにした。それが今日届いた。箱から取り出すと、本体にメーカー名と品名が刻印されていた。ネットで検索してみたら、ぼくが買ったものとそっくりの商品がやはり熱帯雨林でヒット。というか、まったく同じものだ。しかし価格が違った。送料込み1200円。ふっ、やったぜ。これだから熱帯雨林での買い物はスリリングで楽しい。わけないか。ちなみに1200円の方の商品評価は☆☆☆☆☆だった。

ぼくのエラー

先日、福岡からネットで珈琲を注文されているお客様が店に来られ、入り口に積み上げられていた出荷前の荷物を見て「これ、ネットで売れた分ですか?」と質問された。そうです、と答えると「私がネットで注文しようとするとエラーが出て注文できなくなったのです」と言われた。彼女が言うには、別の配達先を選ぶとエラーが出るのだという。ぼくはあまり気にせず忘れてしまっていた。配達先を変更した注文も普通に入ってきていたからだ。ところが今日、注文フォームを少し変更しようとページをいじくっていたらエラーが出た。配達先を変更するページでボタンを押すとエラーが出る。お客さんが言った通りだ。原因は何なんだ。久しぶりにノーミソを酷使し、色々やってみたが分からない。ほとんどあきらめかけていた時、ふと思い当たったのが昨年末に行ったプログラミング言語(PHP)のバージョンアップ。ためしにこれをダウングレードさせたところ見事に復旧。やれやれ。キミ、お客さんの言うことを信じなきゃダメじゃん。

一年

お菓子係のN君がポスターとケーキを持ってやってきた。
このポスターを見るたび、思わずつぶやいてしまう。

もう一年経ったのか

nazo

そんなわけでリルケにハマってしまった。彼の説く「世界内部空間」がタルコフスキーや量子力学のファインマンや横尾忠則やゴッホらを引き寄せ、その非日常的な世界観がぼくなりの理解によって展開するに至り、久々のパラダイムシフト気分を味わうことになった(なんのこっちゃ)。今日、amazonからドゥイノの悲歌 (岩波文庫)が届いた。さっそく読み始めたものの、数ページめくったところで眠くなった。

内面世界

ぼくは見ることを学んでいる。どういうわけか、見るものすべてがぼくの内面へと一層深くはいり込んできて、いつもならこれで終わりというところでも、いっかな止まろうとはしないのだ。ぼくの内面には、自分でもわかりかねるが深淵が潜んでいるらしく、あらゆるものがそこへとなだれ落ちる。そこで何が起こっているのか、我ながらわからないのだ。

マルテの手記 リルケ