寒い夢

071102_01
今朝は寒かった。夏布団のまま寝たら、寒くて変な夢を見た。
ぼくは冷凍睡眠で、今から30年後の2037年、歳を取らず、今のままの状態で目覚めたのだった。とにかく寒かった。冷凍睡眠がこんなに寒いなんて…。30年後のある日、ぼくは再び、某珈琲豆屋のカウンターに立った。すると、どこかその横顔に見覚えのあるバァさんが店に入ってきた。
「ああっ、もしかしてあなたは!」
ぼくは絶句した。
つづく