ぼくの焚火

無性に焚火をしたくなるときがある。
今日がそうだった。なんというか、
自分の中で、なにかが乾いてしまった感じがして。
たぶん、海に行って、ずっと波の音を聞いていればよくなる。
いつもはそうしているのに、ひと月くらい海に行っていない。
雨の中で焚火をしたことがある。
頭が空っぽになって、交響曲を聞いているような感じだった。
いつかまた、雨の中で焚火をしたい。
この前、庭に穴を掘って、人の目に触れないように焚火をした。
穴の中でめらめら燃えている炎を見ていたら、
へんな言い方だけど、ぼくは何かにつながった。
ぼくはぼくでなくなり、すべてがぼくになった。
焚火がしたい。
ぼくが死んだら、ぼくはぼくの体を大きな焚火で燃やしたいと思う。

ケナゲなオレ

ここ数日、疲れている。新しいお客さんが多いせいだと思う。常連のお客さんとは友達のような感覚で話すので、あまり疲れない。でも、新しいお客さんとはそうはいかない。とても気を使う。今の時期は新しいお客さんが急増する。たぶん、異動のせいだ。新しいお客さんのほとんどが、新しい職場の方の紹介でいらしている様子だから。昨日に引き続き、今日も多かった。というわけで疲れている。疲れているのに、まじめにブログを書くオレって健気。昨日はサボったけど。

あなたに会うために生まれてきた

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白い箱から出てきて、きみはぼくと初めて対面した。
「はじめまして。誕生日おめでとう」
きみは微笑んで、ぼくにそう言った。
ありがとう。
ぼくはうやうやしくお辞儀をした。
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去年に引き続き、Oさんの手作りケーキで誕生日を迎えた。去年はずいぶんたくさんのろうそくを立てた。今年は若くなった分、ろうそくも少なくなった。

見えない道しるべ

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ぼくは緑青の薄い色が好きだ。まだ言葉を知らない幼い頃からそうだったのだろうか。思い出せない。大好きな匂いの花がある。それだって、いつごろから好きだったのか、まるで思い出せない。そういう言葉にならないメッセージは、なにを意味しているのだろう。ぼくをどこかへ導こうとしているのなら、ぼくは素直に従いたい。
Firefoxを使っている皆さんは、どのようなスキンをお使いでしょう。ぼくはだいぶ前からiPox。この色合いが好きなので。

ゴールドカード

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免許の更新に行って来た。免許更新で気になるのが免許証の写真だ。あまり人に見せるものではないが、変な顔で写るのはいやだ。人の免許証を見せてもらうと、たいてい指名手配犯のような顔で写っている。警察用のカメラだからしょうがないのかもしれないが。ところで、7年ぶりにゴールドカードが戻ってきた。なんかうれしい。
今日は、あたたかい、初夏のような一日だった。
庭のハナミズキに花が咲いていた。080414_03

Banana Tree

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ほのかに甘い匂いが風に運ばれ、あたりに漂う。
なんの匂い?
バナナの匂い。
それは、おとなりの庭に咲きはじめた、バナナツリー。
トロピカルな名前だけど、和名は「唐種招霊木(カラタネオガタマ)」という、なんだか拝みたくなるような厳めしい名前。この木の大木が開聞岳ふもとの「花と香りの店」のハーブ園にある。今頃きっと、甘い匂いを振りまいてるに違いない。今度の休み、行けたらいいな。