はみがき

今まで歯を磨いてました。
毎晩、一生懸命磨いております。
こんなにマジメに歯を磨くのは生まれて初めてです。
歯石を取るために、毎週月曜日に歯医者に行ってるのですが、そこの白衣のオネエサマに、
「あなた、歯を磨くのがへたくそですね」
と、毎回、言われ続けているのです。
とくに、左奥歯がマズイんだそうです。
行くたびにむりやり手鏡を持たされ、
「ほーら、ここ、ね。わかります?」
とか言って、磨き残した場所を見せるのです。
それがイヤなので、今夜も一生懸命磨きました。

バラ

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今朝、バラは枯れていた。
連休前、たしか、5月2日だったと思う。
「庭に咲いていたのを持ってきました」
ぼくはバラをもらった。
バラは10日間咲き続け、そして枯れた。
バラはなくなった。
心に何かしこりのようなものが残った。

引力

昼ごろ、ドラマーのK氏がコーヒーカップを持ってやってきた。彼の本業は陶芸作家なのだ。そのヒゲモジャラな風貌から、ぼくは勝手に「森のクマさん」と命名している。もちろん彼はそんなことは知らない。クマさんは今日もカウンターに腰かけ、「このコーヒー、スゴクおいしいですねー」とかいいながらコーヒーをすすっている。ぼくはふと思い立ち、先日、某レストランで購入した、あの「ギーガーなカップ」の写真をクマさんに見せてみた。するとクマさんは言った。
「これ、もしかして○○○○に置いてあったのでは?」
○○○○とは、まさにあの、海に面した変なレストランであった。
「ぼくはあのマスターと一緒に演奏したことがありますよ」
ドラマーのクマさんは言った。
そう、某レストランのマスターはブルースハープ(平たく言うとハーモニカ)の名手なのだ。(たぶん)
ぼくは思った。変な人は不思議な引力でつながっている。

今日から仕事

長いようで短かった4日間の連休も終わり、今日から仕事。すべての珈琲豆を焼かなくてはいけないので、いつもより早く起きて職場に向かう。12種類の豆を焼き終えたのが11時。予定より30分オーバーした。はぁ~疲れた。いや、疲れるのはまだ早い。お客様がヒジョーに多い。お客様が多い理由は、連休が雨で、外に出られなかったせいかもしれなかった。家にいる時間が長いとコーヒーの消費量も増える、というわけだ。休み明けということで、いつもより増量して焼いたのだけど、昼過ぎあたりから早くも売り切れの豆が出始めた。
「えええーっ、な、ないんですか!」
まるでヤクを切らしたジャンキーのような目でぼくを睨みつける。コーヒーを切らしたお客さんは実際、怖い。
日の暮れかけた6時過ぎ。いつもの常連のオネエサマがやってきた。
「あらあ、ヒマそうですね~♪」
ぼくはもうクタクタだった。言葉を返すパワーはなかった。
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もしも明日が晴れなら

今日でゴールデンウィークもおしまい。夕方、庭に出していた植木を元に戻していたら、やっと晴れ間が見えてきた。それにしても、よく降りましたね。ここは高台なので、下界の様子は分からないのだけど、まさか水没しちゃったんじゃないでしょうね。
というわけで、いまから某F少年から借りた「日本沈没」を見ます。
明日は南の方にドライブする予定。

雷雨

連休二日目。昨夜からのカミナリで眠れなかった。音がうるさくて眠れないのではない。ぼくは変な癖があって、稲妻が光ると、思わず数え始めてしまうのだ。もちろん、雷までの距離を測るためである。
ピカッ!
いーち、にーい、さーん、しーい、ごーお・・・
この妙な癖のせいで、ぼくはなかなか眠れない。

謎のブリーフ男

Sinkanou_02先日F少年から借りた、池谷裕二著「進化しすぎた脳」という本を読んでいる。大脳生理学の最前線を分かりやすく述べたもので、興味深く、実におもしろい。ところで、この本の帯には不思議なイラストが描かれている。それは貧相な爆発キノコ頭男。よく見ると、その男は奇妙なカッコウをしている。Sinkanou_01キノコ頭男はブリーフをはいてニヤついているのだ。何故に。不気味だ。ぼくはブリーフが大嫌いだ。ブリーフほど嫌いなものはない。理由は分からない。

朝日のあたる家

今日から5月。5月といえば、なんとなくアレですね。なんだかミョ~にコンパスが狂ったような感じになって、不安定になる。いわゆる五月病、ですね。ぼくの場合、五月に限らず、一年中コンパス狂ってますけど。さっき、ヒマつぶしに古~い人生相談書を読んでましたら、次のような相談が載ってました。
この春、東大に合格し、上京しました。ところが五月病というのでしょうか、エロ本を見ても勃起せず、大学にも行かず、ひたすら三畳一間の下宿で呆けています。やっとの思いでこのハガキを書きました。巨匠、私に活力を授けてください。
(東京目黒区 呆太郎 19才)
回答者である某作家はこれに答えていわく
「とりあえず三畳をやめて四畳半に移ってみたら、どや」
たったこれだけ。でも、深い示唆を含んでいてハッとさせられます。こういう場合、高尚な精神論を説かれたところで具体的な結果は出にくいように思えるんです。ぼくは植物の世話をするのが好きなほうですが、植物はおかれた環境の影響をもろに受けるんですね。日陰がダメだったり、水をやりすぎると枯れたり。寒がりだからといって、室内においておくとダニにやられちゃう。ヒトだって、そう変わらないんじゃないかと思うわけです。植物はガマンなどできないから、環境が悪いとすぐに枯れちゃう。分かりやすい。つまり、ガマン強い人は注意したほうがいいですよ、という話です。ぼくは朝日の当たらない家に長く住んでいると、なぜか調子が悪くなる。もちろん、朝日が当たらないからって、死ぬわけじゃないけれど。ちなみに、朝日のあたる家に住んでます。