ビールなしの月夜

昨夜眠れなかったせいか泥のように眠り、目覚めたのは8時を回っていた。10時に寝たので10時間泥沼に沈んでいたわけだ。同じ格好で長く沈んでいたせいで、体の関節がうまく動かず、しばらくはベッドから降りてもうまく歩けなかった

顔を洗い、鏡を見るとコブ取り爺さんが情けない顔でこちらを見ていた。今日はだれにも会いたくないと思った。お昼ごろ、金曜日の男がやってきた。最近目のあたりが・・・と、体の不調をヨッパライ某に訴えていた。ぼくは顔の右半分が見えないように斜めに構え、テキトーにしゃべった。夕方、仕事帰りに山男がやってきた。コーヒーを飲んで帰るころには日は沈み、月が上っていた。彼はスマホを取り出し、月に向けて写真を撮っていた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 ※ が付いている欄は必須項目です