おもいでの海

100719_02
数十年ぶりにやってきた、あのなつかしい海。
つくづく思う。
あのころぼくは楽しかった。
なにも知らない子供だったから。
知ってることより知らないことのほうが多かった。
やっと気づいた。知らないほうが幸せ。

幻想の街

100705_01
数日前、ネットをぶらついていていて、ある記事にたどり着いた。その記事の写真に写っていたものがとても興味深かったので、見に行くことにした。、
100705_02
朝5時半に家を出た。その街が動き出す前に到着しないと、見ることができないからだ。
100705_03
100705_04
思わず吹きだしてしまう作品もある。
100705_05
写真をクリックすると、大きな写真で見ることができます。
100705_06
100705_07
100705_08
100705_09
100705_10
100705_11
100705_12
100705_13
100705_14
100705_15
100705_16
100705_17
100705_18
100705_19
100705_20
100705_21
100705_22
100705_23
100705_24
100705_25
100705_26
100705_27
100705_28
100705_29
100705_30
100705_31
100705_32
100705_33
100705_34
100705_35
100705_36
100705_37
100705_38
シャッターが閉まっていると、中はどうなっているのかわからない。
100705_39
撮り忘れていた作品があったので、引き返してみると、朝来たときは閉まっていたシャッターが開いていた。中はレストラン。でも、今日は定休日とのこと。
100705_40
渦潮で有名な海峡を渡り、近くの展望台で休憩した。
100705_41
昼ごはんは魚フライにした。

MISTY BLUE

100628_01
車をとばし、東シナ海を臨む岬に立った。海の水を存分に吸った風が、青い精になってぼくの体にまとわりつく。
空が雨に変わろうとしている。
100628_02
人は人の心を理解しうるだろうか。それは言葉がもたらす幻想ではないだろうか。空は透明なブルー。何も隔てるものはないように見える。だけどそれは青い霧が化けたもの。いつか一瞬にして雨に変わる。
100628_03

水の中の幻

100607_02
朝起きてカーテンを開けると、晴れてはいなかったが、雨が降っているのでもなかった。簡単に言うと曇りだった。笠沙の木場商店にタカエビを買いに行こう、ということになったので、トランクにクーラーボックスを投げ込み、進路を南にとった。
100607_01
途中、海浜公園に寄ってハスの花を見た。涼しい風が吹いて気持ちいい。腹が減ったので、笠沙の某食堂で寿司を食べた。帰路は久しぶりに川辺を経由することにした。ふと思い立ち、川辺の町中を走って、南薩鉄道の面影を探したが、軌道敷を転用した道路のほかは、なにも見つけられなかった。
100607_03
いつものように川辺ダムを通って帰る途中、近くの火の河原集落に寄ってみた。とても小さな集落で、ネットで調べてみると、既に限界集落になっているのだという。狭い道を走っていくと、山に囲まれた棚田の一群が見えてきた。
100607_04
作物は何も見当たらない。今から水を張ろうとしているところらしかった。
100607_05
その帰り、ちょっと寄り道をしてみた。車両進入禁止、とのことだったので、とにかく歩いた。
100607_06
ゆるい下り坂をどこまでも歩く。だれもいない。どこからともなく小さなトンボが次々に現れ、道案内をしてくれた。
100607_07
道路の先に、なにか見えてきた。ゆらゆら揺れる液状の物体。
それはいわゆる一つの水、であった。
100607_08
道路は緩やかに水中へと導かれている。
突き当たりに見えるのはカーブミラー。
100607_09
ダムで水没した道路や橋も、今は水面下で見えない。
090928_05
しかし、ひとたび雨不足で水位が下がると、消えたはずの道路や橋が幽霊のように現れる

zoo

1005_31_01
昨夜、パソコンを開くと、ダレかがワザとらしくつぶやいていた。
「来週末は某動物園に花しょうぶを見に行ってみようかな」
ふ~ん、動物園か。なんだかおもしろそうだな。というわけで、今日は某動物園に行ってみることにした。ほんとは霧島に行こうと思っていたのだけど、花しょうぶの動物園もよさそう。
1005_31_02
動物を見てると、おもわず笑ってしまうことがたびたびあった。
「ふっ、こいつ、某○○にそっくりだぜ」
1005_31_03
動物を見るのもおもしろいが、古くなった昭和チックな建造物を眺めるのも楽しい。
1005_31_04
ゾウさんだぞう~
1005_31_05
アシカさんだ、ぞ~
1005_31_06
うわさの、花ショウブだ、ぞ~
1005_31_07
なぜか、SLだ、ぞ~
1005_31_08
全自動空中ブランコみたいなのだ、ぞ~
1005_31_09
おしまいだ、zoo

いつものよーな休み

1005_24_06
疲れがたまってきたよーなので、いつもの温泉に行くことにした。
1005_24_01
今日は丸い湯舟を選んでみた。湯に浸かって空を見上げると、すーっと疲れが消えていく。よーな気がした。
1005_24_02
いつものハーブ園で、いつもの定食を食べ、いつものデザートを頼んだ。レストラン横の売店でバジルの苗を買った。一株50円だったので、10株買った。
1005_24_05
いつもの植物園で、満開のあじさいを見てまわった。
1005_24_07
家に帰って、バジルを植えた。

ロープウェーは1000円だったので乗らなかった

1005_17_01
今日はヨッパライ某の誕生日であった。いくつになったのかは知らない。というわけで、いつもより少し遠いところにドライブすることにした。
1005_17_02
大草原の小さな黒い家
1005_17_03
地下要塞の入り口?
1005_17_04
湯気がモクモク
1005_17_05
よく見ると、底に緑色の湯がたまっている。
1005_17_06
どこかの小学生の軍団。
1005_17_07
硫黄の臭いがすると思ったら、硫黄を売っていた。
1005_17_08
なんとかファームでソフトクリームを買った。

A LONG VACATION 1日目

1005_03_09
休みの日に家にいることはめったにない。といっても家が嫌いなわけではない。ドライブが好きなだけだ。今日は東シナ海に面した最果ての町にある某食堂で1200円の寿司を食おう、という計画であった。しかし、祝日である上に南さつま市の海浜公園で砂の祭典つーのが催されているということで、いつものコースで走ると渋滞に巻き込まれる可能性が高かった。
1005_03_02
そこで、コースを変更し、かつお節で有名な枕崎を経由、坊津まわりで某食堂にたどり着く、というルートを設定したのである。案の定、道は空いている。ガラガラだ。窓を開け、全身に薫風を浴びながら口笛気分で気持ちよくアクセルを踏み込んだ。お昼まで時間があったので、火の神公園に寄り、潮風に吹かれながら岩場を散歩した。なんてステキな休日なのだろう。
1005_03_01
のびのびした気分になったところで、車は目的の某食堂に向かった。駐車場は満杯だった。玄関を見ると、「満員」そして「定食は完売しました」という札が。ま、なんとかなるさ、と思って玄関を開け、奥から出てきた女将に聞くと、45分待ちです、とのこと。15分なら待てるが45分は無理。仕方がないので更に南にある野間池食堂に向かった。この様子では笠沙恵比寿も満員に違いないからだ。野間池食堂の駐車場も満杯だった。車を停め、玄関を見ると、なぜか「準備中」の札が。まだ1時にもならないのに。どうやら予想外の客数で準備していたネタが尽きてしまったらしい。道を引き返していくと、準備中とも知らず次々と車がやってくる。笠沙恵比寿に入れなかった可哀そうな家族連れなどが流れてきている様子だ。ぼくが次に選んだのは、007のロケ地で有名?な港町、坊津町秋目の がんじん荘。ここの刺身定食はかなりうまい。車を20分ほど飛ばしてたどり着き、二階の広間に上がると、そこもほぼ満席。なんとか長テーブルの端に席を取り、刺身定食にアラ炊きがセットされているのを注文。客が多いせいで、なかなか食事が運ばれてこない。でも、そんな心待ちにしている時間が、ぼくは好きなのだ。待った甲斐あって、刺身もアラ炊きもとてもうまい。
1005_03_03
満腹していい気分になったところで、久しぶりにあそこに行こう、ということになった。あそことは、大きな声では言えないが、誰も知らない秘密基地のことである。一見、廃墟化したレジャー施設に見えるのだが…
1005_03_04
人影はなく、耳を澄ましても聞こえるのは風の音だけ
1005_03_05
君は銀河ライダーを憶えているだろうか。
1005_03_05_2
笑顔で手を振る少年。彼は年をとるのをやめてしまったらしい。
1005_03_06
ゴ ル?
1005_03_071
そしてプール。
1005_03_07
だれもいない…ように見える。しかし
1005_03_08_2

お弁当を持って

1004_26_01
なぜか休日になると雨が降る。予報では今日も雨とのこと。しかし、朝起きてみると晴れていた。寝ぼけマナコでキッチンに下りて行くと、ヨッパライ某が、「晴れてたから、弁当を作ったよ」という。とゆーわけで、弁当を持ってドライブに出かけることになった。雨が降り出したら困るので、雨をしのげる小屋のあるところをチョイス。それはつまり、例の植物園なのだった。花はいつもより少なかったが、風にそよぐラベンダーが妙に寂しげで気に入った。
1004_26_02
いつものように、通路の脇にある円形のビヨヨ~ンに乗って、しばらく遊んだ。これはやってみればわかるのだが、かなり病みつきになる。これで必死に遊んでいると、通りがかった人が必ず笑う。おもしろいからやってみればいいのに。
1004_26_03
いつもの東屋が見えてきた。
1004_26_04
この付近は重力の具合が悪く、カメラを正しく構えても傾いてしまう。
1004_26_05
外で食う弁当はウマい。しかし、突然、発作的に作った弁当なので、大好きなニッスイの魚肉ハンバーグはナイとのことだった。残念だが仕方がない。
1004_26_06
これから花の苗を植えるところらしい。
1004_26_001

悲しくないのに涙が出た

1004_19_01
海のそばのレストランで寿司を食うことにした。
1004_19_03
いつも安いほうをたのむのだけど、今日は高いほうにした。
ワサビを利かせてくれ、とウェイターに言った。
ほんとにワサビが利いていた。食べるたびに涙が出た。
1004_19_02