なんとなく魚フライ

150112_05 昨夜遅くまで星を見ていたせいで、目が覚めたのは9時過ぎだった。今日はなんとかの日で全国的に休日。眠い目をこすりながら屋上に出ると、日差しは思ったより明るく、今日一日家の中でぼんやり過ごすのも良さそうな気がした。明るい部屋でぼーっとしてたら、いつの間にか12時になった。(写真は屋上から見た知林ヶ島)150112_01 ヨッパライ某が、もうお昼だよ、昼ごはんはどうするの、というので、車に乗って海に面した食堂に出かけた150112_02 なんとなく魚フライにした150112_07

15年前の朝

150104_01 朝6時50分に家をでる。サラリーマン生活がまた始まったのだ。玄関のドアを開けると、まだ夜の明けきらない深い紺色の空に、冴えた三日月と明るい星がペアになって輝いている。なんだか今年を暗示しているような妙な感じがした。
(2000年1月4日の日記)

15年前、ぼくは会社を辞めた。あの日、ぼくと家族3人は堤防に座って冬の海を見つめていた。これから何をするか何も決めてなかった。だれも口をきかなかった。あの時の風景はぼくの記憶の中で止まったまま。そして今日、15年前のあの堤防にやってきた150104_02 昼食はいつものハーブ園でトマトのリゾットを注文150104_03 デザートは、ヨッパライ某がカボチャプリン150104_04 ぼくはいつものようにハイビスカスのシャーベット150104_05 店の奥の部屋は、なぜか今は鉄道模型が走っている150104_06 走っている150104_07 

150104_08 植物園にも寄ってみた。チューリップがきれい150104_10 ロウバイが咲いているよ、と教えてもらったので行ってみた150104_09 昼のイルミネーション150104_12 怪獣池にも寄ってみた150104_11 初ソフト150104_13ホームセンターに寄って、先日大掃除のときに修理項目としてチェックしておいた、流し台の引出しのスライドレールを購入150104_14傷んだ引出しのスライドレールを取り外し、新しいのに交換。快適に引出せるようになった

A LONG VACATION 6日目

150103_01昨日まで地表を覆っていたネズミ色の雲がやっと取れてきたので冬眠から覚めたムーミン気分でドライブに出かけた。行き先は芸もなく例によっていつもの山を越え、いつもの信号を左に曲がり、ずーっと走ったあのあたり150103_02あのあたりの漁港近くの店で昼食。普段は安い方の寿司しか食べないのだけど、年に一度の正月ということで、上ずった声で高い方の寿司を注文。ウニを切らしているとかでイクラが二つ入っていた。次にこれを食べるのはたぶん一年後の正月150103_03 いつもの海辺のレストランに行ってみた150103_06 昨年植えたパパイヤはすくすく育って、あとはぼくの口に入るだけになっていたのだが、マスターの話によると、果実はどんどん生るのだけど完熟しない、とのことであった。冬に実をつけたのがまずかったのではないだろうか150103_05  150103_04 76歳になったそうだ。一人で寂しくないか聞いてみると、ウツになりそうなくらいだ、とのことだった。大阪に家はあるのだけど、あそこでは木を切ったり畑を耕したり、自然と遊ぶことができないからなぁ、って150103_08 帰り道、いつものように峠で運転を代わり、車を降りて旧伊作街道に分け入った150103_07 くどいようですがシェーをしているわけではありません150103_09 踊っている木を発見。そういえば昨夜、某国営放送で「100分で日本人論」というのをやっていたが、こうしてだれもいない日暮れの山道を一人で歩いていると、番組の論客たちの言わんとしていたことが実感としてわかってくる。ああ、ぼくも日本人の端くれだ150103_10ふもとに到着。だれもいない道って、どうしてこんなに楽しいのだろう

どん底

141222_01 今日は休日。そして一年のどん底、冬至。さあ、どこへ行こうか141222_02予報はいつものように外れ、朝から青空が広がっている。今日のテーマはすでに決まっていた。ずばり冬至だ141222_04ぼくは頭を働かせ、冬至にふさわしい場所をぐるぐる考えた。冬といえば冬眠、冬眠といえば、ムーミン、ムーミンといえばカバ。そうだ、カバといえばあそこだ141222_07 こんな木枯らしの吹く寒い日にいったいどんな物好きがここにやってくるのだろう。しかし、いた。変なカップル、変な外人、変な子供連れ。ぼくは昼ごはんがまだだったのでソフトクリームを買った。冬のせいか恐ろしく冷えていて食べているとハナと涙が出た141222_08

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141222_06穴の開いた靴を履いてきてしまったせいで、足が凍ってしまった。ような気がする

足跡

141215_06 一人でどこまでも歩いていると141215_07 いつの間にかもう一人のぼくが現れて、いっしょに歩いている141215_05 幽霊みたいだ。いや、このまえ読んだ本に出てきた、マーニーって子と同じタイプかもしれない141215_09 ぼくが海を見つめていると、彼も海を見つめている141215_11

晴れのち一時雨

141208_01芸術の秋は終わり、いつの間にか芸術の冬がきていた。そういうわけなので山を一つ越え、青い看板の後ろを右に曲がって細い坂道をくねくねのぼったところにある小学校みたいなアトリエに行ってみた。10年くらい前、ここで出会った、あの印象的な絵をもう一度見たくなったから141208_02 でも今日は休みだった。とくに残念とは思わなかった。出会いとはそういうものだから。またいつか思い出したときに行こうと思う141208_05 車は信号を左に曲がってずっと行って、右に曲がって左に曲がった。すると右手に丘が見えてくる。なにも考えず上る。丘にのぼると遠くが見える。遠くを眺めていると身のまわりのごたごたが馬鹿らしくなる。そういえばポールも歌ってた。フール・オン・ザ・ヒル。丘の上のバカ141208_03 シェーをしているわけではありません141208_04 天気予報はぼくの予報どおり外れ、青空が広がっていた141208_06 漁港近くの店で安いほうの寿司を食べるつもりだったのだけど、日替わり定食がカンパチのおろし煮だったのでそれにした。以前、これがとてもおいしかったのを覚えていたから。そして期待通り、すごくおいしかった141208_10海沿いにある美術館で絵を鑑賞した。トリックアート、とかいうのをやっていた141208_07これはトリックアートではありません。ぼくが撮った写真です141208_09一時を過ぎたころ、にわかに風が強くなり、海から黒々とした不気味な雲が湧き上がってきて今にも凶悪な怪獣が現れそうなドラマチックな展開になってきやがったぜクソとか思う間もなく土砂降りになった。あわてて帰路に就いたが、帰宅してみると外に干した洗濯物はびしょぬれだった

ふゆがきた

141201_01 北風にのって、あいつがやってきた。こんでもええのによ141201_03 そーゆーわけで薪ストーブがパチパチ燃えているのを見たくなって、薪ストーブが置いてある山の中の店に行ってみた。けど、まだ火はついてなかった。ついてない141201_04 火のついてない薪ストーブを見ながらパンを食べた141201_02

枯葉

141124_05 日本人としてこの季節に ひと通り済ませておかにゃならんことの一つなんだと ささやかな義務感に駆られ車を走らせる。字余り141124_02 葉っぱが枯れて落ちているね、という風景141124_04 葉っぱに養分が行き渡らなくなり葉緑素が抜け落ちてしまう。昨今のぼくの脳みそを髣髴とさせる141124_06 風が強くなり、小雨がぱらつき始めた。ぼくの心につめたい風が吹く。さみいな141124_01 イチョーに強力わかもと。毎晩飲んでます141124_03

肌寒い一日

141110_07

141110_03 怪獣が棲む池の近くで昼食をとった141110_01 たまに日が射すけど肌寒い。これはいわゆるひとつの、冬だ141110_02 これは何とかのなんとかで、こちらは何とかのなんとか。と、説明があったけど忘れた141110_04 食べかけのスパゲッチー141110_05 食べかけのピザ141110_06 山の公園に寄ってみた