A LONG VACATION 1日目

140505_01 昼過ぎ、雨がやんだので南に車を走らせた。140505_02 先月、某新聞に次のような記事が載っていた。「南さつま市坊津の秋目湾は3~5月の夜、漁船が起こす波が青白く輝き、幻想的な雰囲気に包まれる」。ぼくは学生の頃、友人たちと行った夜の海でそれを見た。ヨッパライ某は見たことがないという。それなら、ということで、見に行くことにした。140505_03 海辺のレストランに寄ってコーヒーを飲んだ。マスターに、この辺で夜光虫を見たことはない?と聞いたところ、ん?それはダツの仲間か?と言った。うんにゃ、夜、海で光る虫、プランクトン、と説明したが、まったく通じなかった。マスターは夜光虫を知らないようだ。140505_04 夕食は某エビスで2番目に安かったタカエビ丼にした。これは大変おいしかった。140505_06 夜光虫を見るために、来た道を引き返した。途中、道路際に車を止め、夕日が海に沈んでいくのを眺めた。140505_07 太陽が沈んで数分後、赤い光の柱(太陽柱)が出現。140505_08 幻想的な光景だった。その後、新聞に紹介してあった湾に行って9時近くまで夜光虫が現れるのを待ったが、それらしきものは見えなかった。丸木浜にも行ってみたが、波打ち際で砕けた波が月の光で白く光るのが見えただけだった。

そしてぼくになる

140502_01ここしばらく忙しくてカメラをいじるヒマがなかった。夕方、久しぶりにカメラを持って店の外に出た。ああ、これだ、この感覚。カメラの重さが心地よい。こうしてぼくはぼくになる140502_02 ぼくにとってカメラはエイトマンのタバコみたいなものだ

寿司にすればよかった

140428_01 たまには漁港近くの店で寿司でも食おうと思い、白いチャンピオンベルトをきつく腰に締めて運転席に座った。ここ数日、心身ともにぼくを支えているのはこの白いチャンピオンベルトだ140428_02 車は雨の中を走り、山をひとつ越えて左に曲がった。交差点にあった定食屋がなくなっていた。むかし、この店がそば屋だったころは時々食べに行ったものだ140428_04 いつもの店で安いほうの寿司定食を食べるつもりだったのだが、日替わり定食が、もう思い出せないのだけど、長い漢字のうまそうな名前だったので、それにした140428_05 運ばれてくるのを待つ間、なぜか悪い予感がした。そしてその勘は当たった。やはり寿司にすればよかった140428_03帰りに海に寄ってみた。小雨の降る中、波打ち際を歩いた。靴がぬれた。新品の靴だったら絶対濡らさないのに

永遠のチャンピオンベルト

ぼくは君を呼んだりしない。
だから静かに眠り続けてくれ。ぼくなんか忘れて。
さびしくなっても、ぼくを呼んではいけない。
ぼくはもう会いたくないのだから。
それなのに。あれほど言ったのに。はぼくを呼んだ

深夜に呼ぶ声がする

今のところ自宅のパソコンは快調に動いている。いいことである。気になることはできるだけ少ないほうがいい。しかし、おととい一日中パソコンをいじくっていたせいで、パソコンが嫌いになった。しばらく遠ざかっていたい。でもそういうわけにもいかない。
昨夜遅く、DVDを焼く必要があってパソコンをいじっていると、どこかで「火事です、火事です」と叫ぶ声がする。時計を見ると間もなく午前0時。何事かと思い、屋上に上がってみると、火事です、と叫んでいるのは近くの某運動施設。目を凝らしてみるが、火の手が上がっている様子はない。20分くらいむなしく叫び続けていたが、やがて消防車がやってきて5分ほどで静かになった。機械の誤作動だったのだろう。

ブルー

140421_01 休日の朝、窓を開けると小雨が降っていた。ブルー
パソコンのスイッチを入れ、Windowsを開くと、Blue
クラッシュダンプを調べてみると
*** STOP: 0x00000024
*** STOP: 0x0000001a
原因にばらつきがある。おそらくハードウェアの問題だ。まあ、時々止まるけど、仕事用ではないし、このまま使っていこう。と考えていたら、スイッチを入れても立ち上がらなくなった。動かないパソコンは、ただの箱。困った。しかたがないので中を調べてみることにした。ホコリだらけのパソコンの裏で派手にとぐろを巻いているコードを一つ一つはずしていく。オーディオに凝っていた頃は、いつもこんなことをやっていた。スピーカーコードやピンコードで音が激変する、とかで。140421_02 パソコンをテーブルに載せ、ふたを開けて冷却ファンやヒートシンクにへばりついている綿ゴミを竹串で取り除き、掃除機をかける。昨年掃除したので、それほどひどくはなかった。目視した範囲ではCPU周りのコンデンサーも良質なものが使われており、膨れるなどの異常は見当たらない。とりあえずメモリーを抜き差しし(雨の日にブルーになることが多かった気がするので、もしかするとメモリーの接点にかみこんだホコリが湿気を含み、リークしたのかも、と考えた)、各デバイスのコネクターをチェック。10個以上あるUSBポートのうち、オンボードの5つを残して結線を外す。ほとんど使うことのない前面カードリーダーも同じようにする。そういえばこのカードリーダーは時々使えなくなることがあった。何か問題があるかも。とにかく無駄なデバイスは外したほうがいい。元通りふたをして、コードをつなぐ。電源スイッチを押すと…無事起動。というわけで、そのパソコンからこれを書いているのですが…そろそろブルーになるころかな~140417_08 庭のつつじ

P・R・E・S・E・N・T

140418_01

店の電子レンジが黙り込んだのは枯葉の舞い散る秋の暮れだった。以来、ぼくの弁当はいつも冷えていた。秋の午後の冷えた弁当ほど切ないものはない。ぼくは一計を案じ、珈琲を焼く機械の上に弁当箱を載せ、少しでも温めようと努力した。しかしそれは倦怠期を迎えた男女の愛を少し上回る程度以上に温まることはなかった。

140418_02

昨夜、ぼくは誕生プレゼントをもらった。それはミカン箱ほどもある段ボール箱だったので、それが密かに思い募っていたカメラでないことはすぐに分かった。箱の字を読むと、電子レンジ、と書いてあった。思えば、壊れた電子レンジも誕生プレゼントでもらったものだった。