寿司にすればよかった

140428_01 たまには漁港近くの店で寿司でも食おうと思い、白いチャンピオンベルトをきつく腰に締めて運転席に座った。ここ数日、心身ともにぼくを支えているのはこの白いチャンピオンベルトだ140428_02 車は雨の中を走り、山をひとつ越えて左に曲がった。交差点にあった定食屋がなくなっていた。むかし、この店がそば屋だったころは時々食べに行ったものだ140428_04 いつもの店で安いほうの寿司定食を食べるつもりだったのだが、日替わり定食が、もう思い出せないのだけど、長い漢字のうまそうな名前だったので、それにした140428_05 運ばれてくるのを待つ間、なぜか悪い予感がした。そしてその勘は当たった。やはり寿司にすればよかった140428_03帰りに海に寄ってみた。小雨の降る中、波打ち際を歩いた。靴がぬれた。新品の靴だったら絶対濡らさないのに

ミスティーブルー

140324_01 去年の今頃もそうだった。ぼくはソラマメ畑に囲まれた道を左に曲がって山に登り、頂上から海を見下ろした。春の空は霞んでいる。今日の霞の正体を知らなければ、ぼくはもう少し幸せだったと思う。知っているほうが幸せとは限らない。意外と知られていないが、ぼくがあまり勉強をしないのはそういうわけだ140324_02 サクラは七分咲きといったところ。昨年の今頃は散り始めていた。つぼみを残している花はすてきだ。もし、ぼくのなかにもまだつぼみがあるなら、とてもすてきなのに140324_03富士山140324_04 川の流れる公園にも行ってみた140324_06 こちらも七分咲き140324_05サクラを眺めながら弁当を食べた。メインはもちろんニッスイの魚肉ハンバーグ

山桜を見てパンを買いに行った

140317_01いつの間にか山のあちこちに白い斑点ができていた140317_02   140317_03 近くの公園には、いろんな花が咲いていた140317_04 海の駅で昼食140317_05 うみねこ140317_06 小高い丘にある手作りパン屋さんに行ってみた140317_07 ダム湖。とても静か140317_08買ってきたパンに、いただいた手作りジャムをつけて食べた

うみのむこう

140310_01 灯台が見たくなって海に出かけた140310_02 昼食はいつもの店が休みだったので別の店で食べた140310_05この店も今日は通り過ぎただけ140310_04 日差しは明るかったのだけど風が強くて寒かった140310_07ねずみ男と海を見た。山の向こうにあの火山が見えた

さかなを買いにいく

140303_01 漁港近くの店に魚を買いに行った140303_02 安くてうまそうな魚を物色しているつもりでいるが、実をいうと、どれがうまいのかさっぱり分からない140303_03 イサキ3匹とミズイカを買った。イサキは刺身にして食べる予定140303_09 近くの店で天丼を注文。620円。おいちかった140303_04 海に面した美術館の屋上でコーヒーを飲んだ140303_05山に向かって走っていたら、左手になんとか渓谷、という案内板があったので行ってみた140303_06 穴のあいた大きな岩がゴロゴロしていた140303_10_2 いつもの公園に向かっていると、白い花がいっぱい140303_07 いつもの公園。ヤナギの若葉がきれい140303_08 長すぎるぼくの足

ウメボシを買いに行った

140224_031天気がよかったので梅で有名なあの神社に梅干を買いに行った140224_021梅は五分咲きといったところ。甘~い香りがあたりに漂っていた140224_051梅の木の下で昼寝をしている人、弁当を広げている人、木にもたれて何かぼんやり考えている人、大きな音でおならをする人140224_101 梅を見ながらソバを一杯140224_061デザートはアツアツのあの餅140224_011 140224_081帰りに海に寄ってみた。波打ち際で目をつむると、波の音がマルチチャンネルで聞こえてきた。ハイレゾオーディオでもこの臨場感は無理だろう。あたりまえだけど140224_071 140224_091家のそばの公園にも寄ってみた

近くの公園

140217_01先週の月曜日、朝から冷たい雨が降っていた。ぼくは雨から逃げるように車を走らせた。でも、どこまで走っても暗い雨雲は後をついてきた。あれから一週間経った。朝から冷たい雨が降っている。ヨッパライ某は曾木の滝の茶屋でウナギを食べたい、といったが、そんな気分にはなれなかった。家でじっとしているのも嫌だったので近くの公園に出かけた140217_02 公園で写真を撮っていると、雨雲は流れ、きれいな青空が広がってきた140217_04 晴れたとたん、どこからかミツバチが集まってきて花の周りを飛び交いだした140217_05  140217_03 天気が良くなったので、ドライブに出かけることにした140217_06 いつもの漁港近くの食堂に行くと、日替わり定食が赤イカの天ぷらだったのでそれにした140217_07海の横を走っていると天辺に木が一本生えた島が見えた。ぼくは波平島と命名した

春の匂い

140203_07 春のスイッチを入れるために南へ車を走らせた。どこから流れてきたのか、あやしい霧が世界を覆っていた。陸も海もミルク色の霧の底に沈み、どこまで走っても視界は霞んでいた。まるでぼくの心の風景のように140203_02 春のスイッチは冬の扉の向こうにある。冬の扉は引っ張っても叩いても、呪文を唱えても開かない。そもそも自分の心の中にある冬の扉に気づいてない人だってたくさんいる140203_01 それは眠れる森の美女を目覚めさせる王子のキスのように140203_05 甘い匂い140203_03