今日は定休日。
いつものようにコーヒーをポットに詰めてドライブ。
行きたかったのは、笠沙の亀ヶ丘。
東シナ海を臨む断崖絶壁に小さな東屋が建っている。
台風が来たら吹き飛びそうだけど、なかなか飛ばない。
午後から晴れるということだったけど、曇っていた。
東屋で、しばらく風にあたっていた。
車の中で聞いた音楽の歌詞が、いつまでも心に引っかかって、気分はブルーだった。
上の写真の白い矢印が東屋。
写真下は、東屋から臨む東シナ海。
データベース
仕事柄、毎日、何処の誰か知らない人と顔を見合わせ、口をきく。ほとんど口をきかない人もいる。
笑ってる人、沈んでる人。怒ったように、むすっとしている人。
その顔、声、風体は、一定の条件でまとめられ、ぼくの記憶システムにデータベース化されていく。
例えば、「声の大きな人」で、検索をかけると、たちどころに10人の顔が浮かぶ。
「美人、色っぽい」でand検索をかけると5人。
「教育熱心」では、数名の顔が浮かぶほか、ネット上でおしゃべりする方のハンドル名までヒット。
「ヒマ人」で検索。
ぼくが浮かんだ。
syntax error
「ニューシネマパラダイス劇場版と船上のピアニストを借りてきて」と、ヨッパライ某にメールした。「ニューシネマパラダイス劇場版」は置いてないとのこと。これは意外だった。「船上のピアニスト」のほうは、そもそもそんなタイトルの映画はなく、店員が機転を利かせて「戦場のピアニスト」を渡してくれたという。「戦場のピアニスト」は既に鑑賞済み。ぼくは「海の上のピアニスト」を「船上のピアニスト」と間違って記憶していたのだった。ぼくの頭のファイルシステムはエラーが多い。
雨の庭
今日は一日雨が降り続いた。
青い空。雨の庭。
どちらが悲しいか。
青い空。
「悲しいほどお天気」というユーミンのアルバムのせいかもしれない。
雨の庭。
ドビュッシーの曲にそういうのがある。
村上春樹の「ノルウェイの森」
彼は当初、「雨の中庭」というタイトルで書き始めたらしい。
微熱があるようだ。
もう寝ます。
サヨナラ
paradise
アルフレイド
ニューシネマパラダイスが急に気になりだした。
店がヒマになった夕方、DVDをパソコンに入れて見始めた。
ぼくが気になっているのは、あの写真技師、アルフレイドの正体。
彼がトトに行ったことは何なのか。
残酷非情な男アルフレイドは自分の描いた理想の人生シナリオを、若さゆえに分別のない少年トトに歩ませる。その手口は巧妙だ。そしてそれは、まんまと成功。そこに友情なんか微塵もない。これはスリラーだ。と、いうのが、ぼくが抱いていた感想だったのだけど、違うような気がしてきたので、もう一度見てみようと考えたのだった。
と、見始めたところでキュートな客さんがいらっしゃったので中断。うひゃひゃ。
明日はヒマだろうか。
いそがしい日もある
つかれたので、もう寝ます。
おやすみなさい。
失敗
月曜は定休日で休み。朝起きて、しばらく屋上でぼんやりしていた。天気はいいのに、白々とカスミがかかっている。メリケンコのようなアルコール分子があてどもなく空中を漂っているように見える。いや、それはぼくの頭の中だった。せめて休みの日くらいは有意義に過ごしたい。きっと、だれだってそう思うだろう。しかしぼくはしくじった。昨晩、寝る前にvodkaを飲みすぎた。ぼくは今日を捨ててしまった。
ラッパの音が
フェリーニの「道」を今まで見ていた。
なにがおもしろくてこんな古臭い映画を何度も何度も繰り返し見るのか自分でもわからない。
しかし、多分、これからも何度も何度も見るのだと思う。
家人もあきれているだろうが、自分でも変だと思う。
ともだち
ぼくは男だから、男友達については特別な計らいなしに付き合えるのだけど、女友達だとそういうわけには行かない。
というか、女友達なんて存在するのだろうか。異性の友達ってありうるのだろうか。
磁石のSとNは引き合う。くっつかないようにするためには、逆の力で均衡を保たなくてはいけない。
女友達とうまくやってる男たちは自然にそういう力を発生させているのだろうか。無理はないのだろうか。
と、ビールを飲みながら考えるヒマなオレ。