窓の猫

朝、目覚めると自分が不機嫌であることに気づいた。
最近、寝覚めが悪い。きっと悪い夢を見ているのだろう。
窓を開ける。冷たい風が吹き込んでくるが、ぼくは毎朝窓を開けないと気がすまない。洗面所で顔を洗っていると、先ほど開けた寝室の窓からネコの声がする。窓の開く音を聞きつけたネコがやってきたのだ。しかし、網戸があるから入って来れない。はずだった。見ると、わずかに開いた網戸の隙間から今まさに室内に飛び込もうとしている。目と目が合った瞬間ネコはジャンプした。が、後足がカーテンに引っかかり、床に激突。
ぼくはあっけにとられた。
気がつくと、ぼくの不機嫌はすっかり消えていた。

“窓の猫” への4件の返信

  1. 今朝は雹か霰のようなものまで降っていて真冬並みの寒さ!  う~~(/_▽▽▽<)oキャハハ

  2. 半分削除されてしまったこめんと!?
    要はネコちゃんのお陰で元気が出たって事ですのでヨロシク☆

  3. この欄のネコちゃんと、旅立てジャックの猫さまは
    同じ猫(ネコ)でしょうか?
    スプーンさんの自宅と下界(ダウンタウン)の気温差は、かなりありますか~

  4. chikako~♪さん、コメント、ちょん切れたんですか?
    寒いせいかなー。
    じゃむオジさん、旅立てジャックと、このページのネコは同一人物?です。
    太りすぎで、走ると地響きがします。
    ココの気温は平地より2~3度は低いと思いますよ。

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