
あいかわらず日中は暑いのだけど、日が落ちるのはずいぶん早くなった。店の窓は西に開いているので、西日が差す。5時15分を過ぎたあたりから、店のカウンターは、オレンジのスポットライトに照らされる。なかなか…悪くない。

回転寿司の夜
今日は休みであったが、先日引っ越した伯母の、旧居に取り残されていた洗濯機と仏壇を、引越し先に持って行ったのだった。伯母はもう82~84歳だ。(正確な歳は忘れた) 大正生まれだそうだ。むかーし、ぼくが車に乗せて南薩をドライブしたのを、昨日のことのように憶えていてビツクリした。概して老人は昔のことを昨日のことのように憶えている。ところで今日、実をいうと某コーヒー店は、7周年記念日なのだった。それを記念して天文館でシロクマを食う予定にしていたのだったが、伯母の住民票移動などの手続きに手間取り、気がつくと、とっぷり日が暮れていたのだった。しかたないので、家の近くの回転寿司にトボトボ歩いていって、生ビールで乾杯したのだった。ちなみに、金の皿の寿司も一個食ったのだった。酔っ払って帰り道をフラフラ歩いていると、写真に撮りたくなる被写体がゴロゴロしていて、腕がウズウズした。ついにガマンできなくなり、家に帰ってカメラを首に提げ、来た道を戻った。酔っているせいで、何度撮っても、左に傾いていた。右腕が重いからかも知れんなー、と、その時は思ったのだった。
チョーチョが飛んでる
秋はどこへ行った
BGV
世は満月じゃ
アブナイ草
月齢 13
くもり空

今日は秋分。どこか南のほうに出かけるつもりであったが、空がどんより曇っている上に、昨夜飲んだ酒の影響で、脳がなかなか起動せず、けっきょく一日中、家に引きこもっていた。タマには引きこもるのも悪くない。ナニをしていたかというと、昨夜、帰りがけに買って来た、某リーズナブル価格の画像ソフトをいじくっていたのであった。知っている人は知っているし、知らない人は知らないことだが、画像ソフトは危険である。長くない人生をさらに短くする。熱中していると、あっという間に時間が経って、気がついたら、おじいさんになってしまうのだ。昼すぎに淹れたコーヒーを飲みながら、あれやこれやと低価格画像ソフトをいじっていたら、案の定、気がつくと窓の外は暗くなっていた。











