何かを探しているうちに深い森に迷い込んで出られなくなる
二人の間にはIがある
料理が好きなこともあって、家を建てる際、キッチンは対面式I型キッチンを選んだ。これなら調理中も家族との会話が楽しめる。
子供たちも大きくなり、今では妻と二人きりで食事をすることが多くなった。今日も6人掛けのテーブルに2人向かい合って夕食。彼女の体調が芳しくないので、食後の片づけはぼくがすることにした。エプロンをして茶碗を洗うのはけっこう楽しい。キッチンの向こうで彼女は本を読み始めた。「三匹のおっさん ふたたび」という本。彼女に頼まれてamazonに注文した中古品が今日届いたのだ。それ、1円だったよ。送料が250円。というと、へー、どう見ても新品だよ、コレ。とびっくりしていた。ちなみに新品は781円。茶碗を洗いながら見る風景… ぼくには新鮮だ。毎日する気はないけど
冬の楽しみ
フワフワのスリッパ
きのう、毛布みたいなフワフワのスリッパを買ってもらった。履いてみたら仄かに暖かい。思いがけず幸せになって用もないのに階段を上ったり廊下を行ったり来たり
一週間
屋上菜園
ミスター・ゴーン
わが家のリビングにはウェザーリポートの「ミスター・ゴーン」のジャケットが掛かっている。ここ数日、ゴーン氏の話題で世間が騒がしい。そのせいで、このアルバムを久しぶりに聞きたくなった。レコードプレーヤーがないのでyoutubeで聞こうと思い、検索したところ、なぜか出てきたのはミスター・ビーン。おー、そうか、なるほど、と、甚く納得したのだった。
今日から仕事だった。午後、お客さんがまばらになった頃、ヒマを持て余したバイク少年がワックスの効いたナンパ車でやってきた。アルファのスパイダー。この車はぼくの定義によれば、ある晴れた日の午後、髪の長い知的できれいな女の子をとなりに乗せ、海沿いの緩いカーブを白い灯台のある岬へ向けて走る車、なのである。というわけでぼくも一つ欲しい
答えの中へ生きて行こう
新しい年が始まったことだし、なにか人生の目標みたいなのを一つ考えてみたいぜ、とか思ったのだけど、考える間もなく、すでにずいぶん前から人生レベルの目標を立ててマジメに実行していることを思い出した。それは「問いを生きる」ということ。これはリルケという人が「若き詩人への手紙」で書いてることなんですが、「問い」が生じたとき、その答えをせっかちに求めず、かといって無視するのでもなく、それを美しい宝石のように愛し、夜も昼も肌身離さず持ち歩く。すると、なんと、あなたはいつの間にかその答えを手に入れた人生をそれと気づかず歩んでいるのです、という、実にうまい話なのです。
以下、リルケ (著), 高安 国世 (訳) 若き詩人への手紙・若き女性への手紙 より
あなたはまだ本当にお若い。すべての物事のはじまる以前にいらっしゃるのですから、私はできるだけあなたにお願いしておきたいのです、あなたの心の中の未解決のものすべてに対して忍耐を持たれることを。そうして問い自身を、例えば閉ざされた部屋のように、あるいは非常に未知な言語で書かれた書物のように、愛されることを。今すぐ答えを捜さないで下さい。あなたはまだそれを自ら生きておいでにならないのだから、今与えられることはないのです。すべてを生きるということこそ、しかし大切なのです。今あなたは問いを生きて下さい。そうすればおそらくあなたは次第に、それと気づくことなく、ある遥かな日に、答えの中へ生きて行かれることになりましょう。
A LONG VACATION 4日目
A LONG VACATION 2日目
というわけで年末の大掃除は続くのだった。朝起きて顔を洗い、大掃除用のユニフォームを着込む。マグカップ一杯の熱いコーヒーを飲み、その勢いで風呂掃除に臨む。壁のタイルを洗剤をつけたスポンジタワシで磨き上げ、湯船を洗い、床をデッキブラシでゴシゴシこすり、脚立を立てて天井を雑巾で拭く。今日はもう少しで死ぬところだった。脚立に乗って無心に天井を拭いていたところ、いつの間にかイナバウアー状態になっていて後ろにひっくり返りそうになった。新聞にでも載ろうものなら友人たちは大喜びだ。以前、崖から落ちて手足を骨折して入院した時はもうお祭り騒ぎだった。奴らを喜ばせるのだけは絶対避けたい。以後気をつけよう
風呂掃除を終え、キッチンの掃除に取り掛かる。換気扇のフィルターやファン、レンジの五徳や受け皿を取り外し、特殊な溶液に2時間ほど浸け置きする。その間に流し台の前に新聞紙を敷き詰め、壁のタイルや流し台の扉や引き出しを洗剤をつけたスポンジタワシで磨く。しばらくたってきれいなタオルで拭きあげる。次に壊れたイスの修理。外れた脚部に残った木ダボにボンドを塗りつけ、穴にはめ込み、脚をセットハンマーで叩く。思いのほかうまくいって、ホッとした
晩飯はソーキソバだった。年末になるとこんなのが食卓に上るようになる


















