ビールタイム

060726どうやら、今度こそ梅雨は明けたようだ。暑い。この部屋は西向きなので、エアコンなしだと日が沈んでも30度近くある。ビールを飲みながら書きたい衝動に駆られるが、ガマンしている。おかげで、当ブログも最近は平凡に推移している。ような気がする。変な記事を期待している人には申し訳ないと思うが、このほうが当人は楽なのである。というわけで、書き終わったので、今からビールタイム。

空中の川

06072320空中を流れている川はラピュタと同様、厚い雲に隠れて見えないが、今はそれがあふれ、地上に流れだした。

雷雨

Backto_00ぼくは店を開ける準備を始めた。間もなく10時だというのに、外は夜のように暗い。街灯も目を覚ましてしまった。妙な感じだ。胸騒ぎがする。こういう日には怪しい雰囲気をまとったお客様がやってくる。

イカロスの末裔

臆面もなく日焼けネタは続く。
皮がむけ始めた。科学専門用語で書くとこうだ。
「脱皮」
見よ、ぼくの背中を。この太陽まで飛べそうな見事な翼を。
それではみなさん、さよーなら~

コッペマン

風呂上り、鏡に写った自分の姿にウットリする人も中にはいるだろうが、ぼくは違う。数日前、ぼくは海水浴に行った。炎天下で泳ぎまくった結果、背中が真っ赤に焼けて寝返りもうてない。風呂上り、ふと思い立って鏡の前に立った。目が点になった。そこに映っていたのは、体長1m77cmの巨大なコッペパンだった。体側に沿って、ハッキリ2色に色分けされている。見事である。芸術である。岡本太郎である。ひどい。これじゃあ、カッコワルすぎて彼女とホテルにだっていけやしない(もちろん冗談です)。そう、ぼくには、こういうコミカルなイメージは似合わない。今度の休日、海に行って表側を焼くことにしよう。

いつもの…

常連の奥様から電話があった。
「いつもの豆をいつものように準備しておいてください。今日はいつもと違う方の娘を遣りますから」
いつものお嬢さんは美人である。
とりあえずぼくはBGMを変えた。

ひまわりのオルゴール

Sunflower_01
風に揺れるひまわり。自分の内にありながら思うに任せないもの。ひまわりのオルゴールを毎日毎日何回も聞いたあのとき。いつだって、風は吹いている。今日もひまわりは揺れている。

S は Summer の S

いつのまにか夜になっていた。呼ばなくても夜はくる。ぼくは風呂から上って屋上で涼んでいる。南の空に大きなSの字が見える。それはさそり座。ぼくには、頭から触手を伸ばしたアメフラシに見える。梅雨は上がったのだろうか。

限りなく理想的なブルー

060715_1起床6時30分。カーテンを引くと、予報どおり山の向こうまで青空が広がっていた。7時20分、ぼくは息子と二人で吹上浜に向かった。砂丘を越えたとたん、目くるめく青の世界が一面に広がった。さっそく泳ぎ始めた。吹上浜は潮の流れが速く、海底の起伏が大きいので遊泳には向かない。多分、危険である。そのせいか、すばらしい景観のビーチなのに泳ぐ人は少ない。ぼくはメガネをかけたまま海の中に入っていった。足が届かなくなった頃、多分、水深2メートルあたりで振り向きざまに大きな波をかぶってしまった。ない、メガネがない。波にさらわれてしまったのだ。すぐに潜ってみたが、裸眼なので視界はぼやけ、砂が舞い上がってモウモウとしてる。やはりコンタクトにすればよかった、と思っても後の祭り。泳ぐ時はコンタクトとゴーグルの組み合わせが今のところベストなのだ。「ニシムタに度付きゴーグルが売ってたのに」ぼくは未練がましかった。実は、それを日曜日に買って月曜に泳ぐ予定だったのだ。ぼくは20メートルくらい離れて泳いでいる息子を呼び、ゴーグルを取り上げて潜った。ぼくはずいぶん流されたらしかった。海底を這うように泳いでいくが、見つからない。繰り返し潜っていたら、太ももがつってしまった。なんとか浜辺にたどり着くことができたが、足を引きずりながら歩く姿はひじょ~にカッコわるかった。足の痛みがひいたので、再び出陣。メガネがないと帰りの運転ができないので必死である。水深2メートルラインに目星をつけ、砂地の海底を泳ぎつづける。足はつらなかったが、今度は吐き気がしてきた。酸欠のせいかもしれない。口の中にヨダレがあふれてくる。まずいな。ぼくは再び陸に上がった。寝転がってると吐き気がひどくなったので、波打ち際を北に向かってヨロヨロ歩き出した。しばらく歩いていると気分が良くなって、いつの間にか歌を歌っていた。「波打ち際をうまく~濡れぬように~歩くあなた ~」酸欠で脳細胞が10万個くらい死滅したようだ。そのとき視力0.01で見た空と海は、限りなく理想的で、天上的なブルーだった。

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セーフモード

昨夜は2時間ちょっとしか寝てない。朝起きると、ぼくの中にある7個のスイッチの内3個がどうしてもONにならなかった。ぼくはセーフモードで立ち上がった。こういう日は気をつけなければいけない。変なことをしゃべるからだ。しかも悲しいことに、その内容を後で思い出せない。今日、何人の人と話しただろう。心配だ。気味が悪い。