メランコリー

どうしてだろう。今夜のぼくは、こんなにもメランコリー。それはきっと今日読み終わった小説のせい。お気に入りの主人公が死んでしまった。ぼくは灰色の空の下に、ぽつんと置き去りにされたまま夜を迎えてしまった。


あまり関係ないですが…
「美女と野獣」というディズニーアニメがあるけど、あのエピローグに共感し、感動するのはリアリスト(例えば女性たち)だけじゃないだろうか。呪術が解け、王子はもとの美しい青年に戻って感動のエンディング、という仕立てになっている。野獣のままの方が数倍感動できるのに。「シュレック1」というアニメがある。こちらも「美女と野獣」同様、エンディングで呪術が解ける。が、こちらは「美女と野獣」とは対照的なエンディングになっている。ぼくは続けて2回みてしまった。逆説的に聞こえるかもしれないけど、こちらこそロマンチックなハッピーエンドだと思う。