2000円問題

140110_01 常連のお客さんがコーヒーの代金に見慣れないお札を差し出された。久しぶりに見る2000円札。お年玉用なのだという。きれいなお札だったので取っておくことにした。ところでこのお札、きれいなのはいいけれど、レジに専用トレーがない上に使い慣れてないこともあって、釣銭で必ず戸惑う。夕方いらした常連のTさんに、ほら、と言って見せると、なにそれ!と目を丸くされた。彼女も2000円札のことなど忘れてしまったようだ。このお札、釣りを間違えそうで怖いんだよね、とぼくが言ったのをきっかけに、それぞれの釣銭失敗談でしばし盛り上がった。お互い気をつけようね~もう年なんだから、とTさんは笑いながらコーヒーを携え、帰っていった。これで終わればよかったのだが、閉店後、レジを締めると3360円余っている。もしかするとだれかに釣銭を渡し忘れたのかもしれない。やれやれ。自己嫌悪に打ちひしがれながらレジのジャーナルを引きずり出し、問題のお客さんの特定を試みる。あった、釣3,360-と打たれた印字が。購入した商品を調べると…そのお客さんはTさんであることが判明した

New York

140108_01New Yorkで年を越した人の土産はハーシーズチョコとカレンダーだった。ぼくは自宅の風呂で入浴して年を越した

北北西に進路をとってみた

140106_01今年最初の定休日。このまえ南に走ったので、今日は北に向かった140106_02昼食は最近オープンしたという、なんとかマグロ館で一番安かったマグロ丼にした140106_03さらに北に走っていくと「ちかび展示館、入場無料」という案内板が目に止まった。ちかびとはなんなのか、案内板には何の説明もない。でも、タダだから行ってみることにした。なぜか入り口で署名を求められる。中に入ると科学館によくありそうな模型が並んでいたが、なんといっても展示室の一番奥に設けられた、サンダーバード秘密基地を髣髴する豪快な展示スペースに目を瞠った。これでタダとは安すぎると思った。かも140106_04 さらに走っていくと、砂浜があった。砂浜を見ると歩きたくなるという病気なので、さっそく歩いてみた140106_05 なかなかいい砂浜だった140106_10 帰りに、前から一度行ってみようと思っていた、今はなき南薩鉄道の某駅跡にある、給水塔を見に行った。手前に見えるのは線路の枕木140106_09 給水塔と、それに続くプラットホーム140106_08 給水用の蛇口140106_06 

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微熱少年のお正月

昨年末、ぼくはある決断をした。もう年賀状は書かないぞ、と。理由はいろいろあったが、そのどれもが子どもじみていて、このような重大な決断を下すには迫力を欠くものであった。でもなぜかぼくはそう決めてしまった。年が明けた。友人、知人、お客様から年賀状が届き始めた。いつもなら喜んで一枚一枚読んでいくのだが、まるで呪文にかかったように一枚も手に取ることができない。年賀状は、いまだ読まれることなく、ぼくの机の上に載ったまま。だれから届いているのかも分からない。いったいいつになったらこの呪文は解けるのだろう

A LONG VACATION 6日目

140103_01 朝、ベッドでうとうとしていると、遠くでだれか呼んでいるような気がした。ぼくは服を着替え、顔を洗って車に乗り、エンジンをかけた。この道は…いつか来た道。いつしかぼくは懐かしい建物の前に立っていた。最後に見たのは去年の暮れだった。扉を開け、板張りの床を踏み鳴らしてあの機械の前に進み出た。ぼくは機械のボタンを押した。

A LONG VACATION 5日目

140102_02 朝食もとらずスカイラインを走り、怪獣池に着いたのが10時前140102_01 朝食はソフトクリーム140102_06 西に車を走らせ、いつもの丘に着いた140102_04 丘の頂上にあるミステリーサークルで宇宙人とコンタクトを取ろうとして失敗140102_05 丘の向こうは東シナ海。何もコメントすることがないくらい穏やかな海だった140102_03 いつもの漁港近くの店で昼食。いつもは安い方の寿司しか食べないのだが、正月ということで高い方の寿司を注文。今度これを食べるのは一年後だろう140102_07 いつもの公園に寄ってみた140102_08 公園を突き抜けて海に出た140102_09

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A LONG VACATION 4日目

140101_01まだ暗いうちに枕もとのラジオが鳴りだした。だれだ目覚ましをセットしたのは。たぶんそれはぼくである。昨日、タイマーにつないだラジオのスイッチを切り忘れたらしい。再び布団を被ったが、なかなか寝つけない。しかたがないのでたまには朝の太陽でも見てみようと、屋上に上がった。地球は人類の事情とは関係なくただひたすら回転している。ちなみに、ぼくの頭には太陽が昇るイメージはない。あるのは太陽の前で地球が前のめりに回転している機械的なイメージだけ140101_02愛用のカップで珈琲を飲みながら、ひと月かけて丁寧に育てたネコ草と最後のひと時を過ごした140101_03 

140101_04きょうは一年のうちでも特に豪華な朝食がテーブルに並ぶ日。今回、特に目を引いたのが、昨日、横浜から帰ってきた娘が南三陸町にボランティアに行った際に買ってきたイクラ140101_05今まで口にしてきたイクラは一体なんだったのか。思わず唸るほどの豊潤ぶりに寝ぼけマナコの家族3人は目を見開き、互いに顔を見合わせた140101_07食事を済ませ、一息ついたところで、年末にお客さんから預かったコーヒーミルの修理を始めた。原因が分かったので、部品を調達後、再修理となった。さて、昨日に引き続き大掃除は続く。火山灰の撤去作業が昨日終わらなかったのだ。理由は宇宙からの微弱電波に関するつまらぬ事情。つまり、昨日の夕方から衛星放送の録画予約をしていたのだが、灰の積もっている場所にパラボラアンテナが立っていたのだ。もし録画中、チリトリとほうきを手にしたぼくがアンテナの前を横切ったら・・・。いうまでもない、それはとても悲しいことだ