A LONG VACATION 4日目

140101_01まだ暗いうちに枕もとのラジオが鳴りだした。だれだ目覚ましをセットしたのは。たぶんそれはぼくである。昨日、タイマーにつないだラジオのスイッチを切り忘れたらしい。再び布団を被ったが、なかなか寝つけない。しかたがないのでたまには朝の太陽でも見てみようと、屋上に上がった。地球は人類の事情とは関係なくただひたすら回転している。ちなみに、ぼくの頭には太陽が昇るイメージはない。あるのは太陽の前で地球が前のめりに回転している機械的なイメージだけ140101_02愛用のカップで珈琲を飲みながら、ひと月かけて丁寧に育てたネコ草と最後のひと時を過ごした140101_03 

140101_04きょうは一年のうちでも特に豪華な朝食がテーブルに並ぶ日。今回、特に目を引いたのが、昨日、横浜から帰ってきた娘が南三陸町にボランティアに行った際に買ってきたイクラ140101_05今まで口にしてきたイクラは一体なんだったのか。思わず唸るほどの豊潤ぶりに寝ぼけマナコの家族3人は目を見開き、互いに顔を見合わせた140101_07食事を済ませ、一息ついたところで、年末にお客さんから預かったコーヒーミルの修理を始めた。原因が分かったので、部品を調達後、再修理となった。さて、昨日に引き続き大掃除は続く。火山灰の撤去作業が昨日終わらなかったのだ。理由は宇宙からの微弱電波に関するつまらぬ事情。つまり、昨日の夕方から衛星放送の録画予約をしていたのだが、灰の積もっている場所にパラボラアンテナが立っていたのだ。もし録画中、チリトリとほうきを手にしたぼくがアンテナの前を横切ったら・・・。いうまでもない、それはとても悲しいことだ