フールオンザヒル

今日は月曜日。お店は休み。
少し前の天気予報によると、今日は雨が降るらしい。
しかし、朝から思い切り晴れている。雲ひとつない。
ドライブ日和であったが、懸案の庭の草を刈り取る作業をすることにした。
草刈機に、先日ナフコで買ってきたワイヤーブレードをセット。
近所迷惑な派手な爆音を撒き散らしながら作業を続ける。
ぼくはよく思う。近所の住人たちは、ぼくらのことをどう思っているのだろう。
1、変人
2、危険人物
3、バカ

退化論

142_1 ヒマだったので、お客様から借りていた川端裕人著「竜とわれらの時代」というのを読んだ。ストーリーもおもしろかったが、なによりも進化論の扱い方が興味深かった。時代の最先端を行く進化論者が翻って進化論に疑問を抱きはじめる。ぼくだって、どう考えても進化論は納得できない。生物は恐ろしく精緻で巧妙にできている。それがそこいらをうろついてること自体、奇跡だと思っている。
そんな畏れ入った作品が設計図もなしに進化して出来ただなんて、信じろったって無理な話だ(笑)

ざる

一週間のうちでどの曜日が一番ヒマか、と問うなら
その答えは用意がある。
金曜日。
なぜだかわからない。というより、わかる気がない。
昨日は金曜日。やはりヒマだった。
そう思ってるのに、レジを締めてみると売上がけっこうある。
ぼくの記憶を元に計算すると、今日の売上はこの半分のはず。
不思議だ。
記憶されなかった作業時間があるとしか思えない。
ぼくをすり抜けていく記憶がある。
ザルになりつつあるぼくの記憶システム。
わかりやすく言うとボケが始まっている。

入梅

夕方になって、雨が降り出した。
ずいぶん遅れたけど、梅雨に入りそう。
この季節、ぼくの住む皇徳寺では雨蛙が鳴き始める。
皇徳寺は山の上だ。
どこで産卵するのか分からないが、わが家の庭にも毎年姿を見せる。
ぼくは蛙は嫌いじゃないが、わが家には大の蛙嫌いがいる。
雨蛙はきれいな色をしている。
アジサイの花によく似合う。
観賞用として飼ってもいいくらいだ。とぼくは思うのだけど。

六月蝿

頭の中を、いろんな悩みがハエのようにブンブン飛び回ることがある。
ここ数日、そんな感じだ。
どのハエも、捕まえてみると、たいしたことなかったり、ぼくの手には負えないことだったりで、結局悩むだけバカらしいのだけど、ハエは相変わらずブンブン飛び回る。
そんな時は、多分酒で気分を紛らわすのがよさそうなのだけど、
ぼくにはそれができない。
薬嫌いな性分と根は同じなんだろうと思う。

とうふや

昨日、ドライブの帰りに豆腐屋に寄ったら豆腐は売り切れていた。
その豆腐屋は仏壇で有名な川辺町の山奥にあって、友人が営んでいる。
なんでも、水がうまいからここにしたのだそうだ。
確かに彼の豆腐はうまい。だからわざわざ買いにいく。
まずければ、いくら親しい友人の豆腐であっても買わない。
彼の店も、うちと同様、月曜日が定休日である。
というわけで、月曜日に行くと売り切れていることが多い。
たまに前日のが残っていることがあるのでそれを買う。
彼はイイ男なので、定休日にやってきて豆腐がないのをぼやく悪友のために、わざわざ配達してくれることがある。
今夜は彼が届けてくれた豆腐を冷奴にして食べた。
うまかった

ヒマなようで忙しかったらしい土曜

毎年のことだけど、梅雨の前後、極端にお客様の少ない日がある。
こういう日が3日続くと、楽天的なぼくでも心配になる。
「今日はヒマだったな」とブツブツいいながらレジを締めると、かなりの売上に驚くことがある。
レジのカウントを見ると、確かにお客様が多かったようだ。
どうやら一日の記憶に空白が生じているらしい。
生活態度がいい加減だと、記憶もいい加減に記録されるようだ。

やさしい味

123_1 仕入先のドミニカの青年から木の臼をもらった。
試しに挽いてみて、と頼むと、2杯分の珈琲豆を要領よく挽いてくれた。
さっそく、その時居合わせたお客さんと飲んでみた。

味が違う。
いつもの電動ミルで挽いた味とは全然違う。やさしい味だった。

運動不足

外は雨。いよいよ梅雨入りらしい。
晴耕雨読なんて言葉があるけど、ぼくのやってる仕事は晴れようが雨が降ろうが
家の中。
それも独房のような狭いコンクリートの箱。
朝、腕立て伏せを欠かさずやって、腹筋運動も欠かさずこなしてる。
でも、どうしても運動不足になる。
何とかしなくては。ほんとに。

たまごの番号

わが家では、モミで買った米を精米して食べている。
米びつの米が底をついたので、先日、農家を営んでる親戚のところに米を買いに行った。
その時、たまごを7個もらった。
たまごには鉛筆で番号が振ってあった。
「番号の若い順から食べてください」と言われた。
今日、そのたまごで、たまごかけご飯をした。
おどろいた。うますぎる。しかしおかしい。
なにかが間違ってるような気がしてきた。