Google SketchUp

理想のオモチャって、なーんだ。
任天堂の某氏が語ったところによれば、それは「粘土」なんだそうです。最近、Google Earth4(free)をダウンロードして遊んでいるのだけど、ついでにGoogle SketchUp (free)もダウンロードして遊びまくっている。これがナカナカおもしろい。フリーの3Dモデリングソフトなんだけど、ぼくみたいに説明書を読むのが大嫌いな人種にとても向いている。ほんとにカンタン。まるで粘土で遊ぶような感覚で、直感的に操作できる。多分、説明書なんて要らない。Video Tutorialsを一通り見れば、すぐに使える。と、思う。Ie_01
ぼくは5分ほどのビデオ1を見ただけで、写真のような、3Dモデルを作れた。やっぱり天才かも。しかし、大きな欠点がある。つい熱中してしまい、時間があっという間に消滅してしまうのだ。

呼んでますか

いつもろくでもないことを書いているので、いまさら、ろくでもないことは書かないようにしよう、などという気はゼンゼンない。で、今日のろくでもないことは、ここ数日眠りがヒジョーに浅いという話である。その理由がふつうじゃない。ぼくが眠っている間、だれかが呼んでいるようなのである。いつもと違うのだ。真夜中、だれか知らないが、ぼくを呼んでいる。夜のしじまを超え、ぼくを呼ぶ声がする。ような気がする。だれかぼくを呼んでますか?

とんぼ

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近くに川があるせいか、外を歩いているとトンボが目に付く。これがゴキブリだったら、ぼくは家から絶対に出ない。トンボは嫌いな虫じゃない。どちらかといえば好きだ。でも、高いところから見下ろされるのは、いささか不愉快である。

愛がすべて

数日前F氏からDVDを借りた。それはキングコング。
絶海の孤島で神として祭られていたキングコング。すでに彼の一族は彼を残すのみで死に絶えていた。天涯孤独のキングコング。希望などどこにも見当たらない。そこにやってきた人間の女にキングコングは恋をした。麻酔に眠らされニューヨークに運ばれたキングコング。彼女を求め、見世物ショーから逃げ出した。彼女をさらい、エンパイヤ・ステートビルによじ登る。ビルのてっぺんで銃弾を浴びるキングコングを彼女は盾になって守った。キングコングも彼女を守った。生涯の愛を一瞬に傾け、力尽き、ついにビルから落ちるキングコング。しあわせなキングコング。

変な店

某雑誌に当店の紹介記事が出たせいでお客様が多い。雑誌の購読者層を反映しているのか、仄かに知的なムードを漂わせた若い女性が多いのが、なんとなくうれしい。コーヒーの点て方を熱心に聞いていかれる。そういうマジメな初めてのお客さんにも、つい、くだらない冗談を言ってしまうのがとても悲しい。「変な店だった」と思って、二度と寄り付かないお客さんも多いと思う。分かっちゃいるけどやめられない。ウヒヒ。

四つの楽しみ

だれも知らないかもしれないが、郷ひろみという歌手がいた。なぜ彼を憶えてるかというと、彼はこういうことを言ったのである。「キモチイイことやってる?」この一言のせいで、ぼくは彼を忘れることができない。彼もたまには良いことをいう。キモチイイことをするとキモチイイ。エンドルフィンが放出されるからだ。中にはキモチワルイことをするとキモチイイ人もいるだろうが、ぼくは前者である。ルイ11世に「人生四つの楽しみ」というのがある。シンプルな内容だが、彼が言うとディープに聞こえる。

夜の雲

Light_01早く寝なくては、と、思うのだけど、寝るのが惜しくてなかなか寝られない。ここのところ夜が好きになっている。夜中に歩き回る。まるでネコのようだ。屋上に寝転がってずっと月を見ていた。冷たい風が心地よい。月の手前を薄い雲が西から東に流れている。夜空に寄生する生き物たち。いつまで見ていても飽きない。雲は次第に厚くなり、月を隠し、空を真っ暗にして己も姿を消した。しかたなくぼくは外に出て歩き出した。白く光る街灯があの世への道しるべのようにみえる。

白い手袋

これといった理由もないのに、なんだか元気が出ない。
モチベーションが低下して積極性に欠ける。
そんなとき、ぼくはラブレターの名作を読むことにしている。
これは手軽なわりに効果がある。
たとえばプーシキンあたり。
ラブレターじゃないけど、一昨日のエントリーで紹介したJe te veuxもいい。

ブログのBGM

アクセスすると、とつぜん音楽の鳴り出すホームページやブログがありますよね。実をいうと、ぼくはそういうページがわりと好きなんです。留守番電話にも音楽がはいっていることがあります。ぼくもメッセージの前に入れてたんですよ。

でも、一部の方から「不謹慎」といわれ、残念ながらやめたんです。たしかに、電話というものは、どういう状況の人が掛けてくるかわからないですから。あ、実はこんなことを書くつもりはなかったんです。もし、このブログでBGMを鳴らすとしたら、サティのジュ・トゥ・ヴーがいいな、と、ふと思っただけのことなんです。
ジュ・トゥ・ヴーは、こちらのページで聞けるようですよ。