西日

081116_01
秋が深まってくると、ビルの隙間から夕日が射し込んでくる。
ぼくの人生もそんな感じ。

やさしい朝、その2

珍しくいい気分で目覚めたのに、今日は朝から妙な具合だった。通勤時、ぼくは某国営ラジオを聞いている。その番組で映画を紹介するコーナーになったとき、電話に出た女性の映画評論家が、ある映画を紹介する中で「ブエナ・ビタス・ソシアル・クラブ」と言ったのだ。一度ならず3回も。変だなぁ、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブじゃなかったっけ。ぼくは首をひねった。しかし、何しろ彼女は映画評論家なのだ。それに、スタジオにいる二人のパーソナリティも何も言わない。ぼくは自分が間違っているのだろうと思った。そういえば、何年か前も似たようなことがあった。そのときもやはり女性映画評論家だったが…。もしかすると同じ人ではないだろうか。どうでもいいことだけど。

やさしい朝

081114_01
ぐっすり眠ると、ぼくは人にやさしくなれる。これは本当だ。昨夜ベッドに入ったのは12時だった。いつもより2時間早い。今朝、通勤途中の曲がりくねった狭い坂を下っていると、前から恐ろしくヘタクソな車がヨタヨタと上ってきた。見ると、髪の長い女の子が必死にハンドルにしがみついている。ぼくは左の土手に車体がこするほど寄せて停止し、彼女の車が余裕で通れるようにしてあげた。自分でも驚くほどやさしい態度だった。しかし、すれ違うときに彼女を見たら、彼女は男だった。とたん、わけのわからない怒りがふつふつと湧き上がってきた。でも、眠り足りていたせいか、その怒りは坂を下りたあたりで霧のように消えていた。しかし、その先で広い道路に出ようとしたときに、突然、目のうつろなじじいが斜めに突っ込んできて道路をふさいだ。死ぬほど驚いた。何を考えているのだろう。さすがに腹が立ち、窓を開け、バカヤロ~と叫びそうになったがやめた。そう、眠り足りたぼくはやさしい。やさしくないとすれば、それは世の中の方だ。

小春日和

081113_01
11月の晴れた日、ぼくは道に迷っていた。
ぼくは知らない町を歩くのが好きだ。
そして必ず道に迷う。
迷うために町を歩くのかもしれない。
人は迷う人と迷わない人に分けられる。
ぼくはいつも迷っていて、迷っている人に出会う。

バラ色の空 2

081111_01_01
昨夕撮影したバラ色の空を拡大して見たら、変なものが写ってた。コントラストを上げてみると良く分かるのだが、天から熊手のようなものが差し込まれ、そこにオレンジの雲がまとわり付いているように見える。見ようによっては獣の長い爪のようにも。こわ~(笑)
(写真をクリックすると拡大します)
081111_01_02
こちらは広角で撮った写真。中央右下に見えるのはアミュラン。

My Favorite Time

081108_01
朝より夜が好きだ。
今は。
ところで…
このランプ、ぼくは「ハリケーンランプ」という名前だと思い込んでいて、今日、店でそう話してしまったのですが、ネットで検索したら「ハリケーンランタン」という呼び名が一般的なようです。すみません。
というわけでハリケーンランタンで検索してみたところ、思わずブツヨクがうずくようなランプを発見してしまいました。ドイツ製です。今使っているランプ(たぶん中国製)が壊れたら、これにしようと思います。ブツヨク同盟の皆さんも、おひとついかがでしょう。