ミスティーブルー

140324_01 去年の今頃もそうだった。ぼくはソラマメ畑に囲まれた道を左に曲がって山に登り、頂上から海を見下ろした。春の空は霞んでいる。今日の霞の正体を知らなければ、ぼくはもう少し幸せだったと思う。知っているほうが幸せとは限らない。意外と知られていないが、ぼくがあまり勉強をしないのはそういうわけだ140324_02 サクラは七分咲きといったところ。昨年の今頃は散り始めていた。つぼみを残している花はすてきだ。もし、ぼくのなかにもまだつぼみがあるなら、とてもすてきなのに140324_03富士山140324_04 川の流れる公園にも行ってみた140324_06 こちらも七分咲き140324_05サクラを眺めながら弁当を食べた。メインはもちろんニッスイの魚肉ハンバーグ

山桜を見てパンを買いに行った

140317_01いつの間にか山のあちこちに白い斑点ができていた140317_02   140317_03 近くの公園には、いろんな花が咲いていた140317_04 海の駅で昼食140317_05 うみねこ140317_06 小高い丘にある手作りパン屋さんに行ってみた140317_07 ダム湖。とても静か140317_08買ってきたパンに、いただいた手作りジャムをつけて食べた

うみのむこう

140310_01 灯台が見たくなって海に出かけた140310_02 昼食はいつもの店が休みだったので別の店で食べた140310_05この店も今日は通り過ぎただけ140310_04 日差しは明るかったのだけど風が強くて寒かった140310_07ねずみ男と海を見た。山の向こうにあの火山が見えた

さかなを買いにいく

140303_01 漁港近くの店に魚を買いに行った140303_02 安くてうまそうな魚を物色しているつもりでいるが、実をいうと、どれがうまいのかさっぱり分からない140303_03 イサキ3匹とミズイカを買った。イサキは刺身にして食べる予定140303_09 近くの店で天丼を注文。620円。おいちかった140303_04 海に面した美術館の屋上でコーヒーを飲んだ140303_05山に向かって走っていたら、左手になんとか渓谷、という案内板があったので行ってみた140303_06 穴のあいた大きな岩がゴロゴロしていた140303_10_2 いつもの公園に向かっていると、白い花がいっぱい140303_07 いつもの公園。ヤナギの若葉がきれい140303_08 長すぎるぼくの足

ウメボシを買いに行った

140224_031天気がよかったので梅で有名なあの神社に梅干を買いに行った140224_021梅は五分咲きといったところ。甘~い香りがあたりに漂っていた140224_051梅の木の下で昼寝をしている人、弁当を広げている人、木にもたれて何かぼんやり考えている人、大きな音でおならをする人140224_101 梅を見ながらソバを一杯140224_061デザートはアツアツのあの餅140224_011 140224_081帰りに海に寄ってみた。波打ち際で目をつむると、波の音がマルチチャンネルで聞こえてきた。ハイレゾオーディオでもこの臨場感は無理だろう。あたりまえだけど140224_071 140224_091家のそばの公園にも寄ってみた

近くの公園

140217_01先週の月曜日、朝から冷たい雨が降っていた。ぼくは雨から逃げるように車を走らせた。でも、どこまで走っても暗い雨雲は後をついてきた。あれから一週間経った。朝から冷たい雨が降っている。ヨッパライ某は曾木の滝の茶屋でウナギを食べたい、といったが、そんな気分にはなれなかった。家でじっとしているのも嫌だったので近くの公園に出かけた140217_02 公園で写真を撮っていると、雨雲は流れ、きれいな青空が広がってきた140217_04 晴れたとたん、どこからかミツバチが集まってきて花の周りを飛び交いだした140217_05  140217_03 天気が良くなったので、ドライブに出かけることにした140217_06 いつもの漁港近くの食堂に行くと、日替わり定食が赤イカの天ぷらだったのでそれにした140217_07海の横を走っていると天辺に木が一本生えた島が見えた。ぼくは波平島と命名した

春の匂い

140203_07 春のスイッチを入れるために南へ車を走らせた。どこから流れてきたのか、あやしい霧が世界を覆っていた。陸も海もミルク色の霧の底に沈み、どこまで走っても視界は霞んでいた。まるでぼくの心の風景のように140203_02 春のスイッチは冬の扉の向こうにある。冬の扉は引っ張っても叩いても、呪文を唱えても開かない。そもそも自分の心の中にある冬の扉に気づいてない人だってたくさんいる140203_01 それは眠れる森の美女を目覚めさせる王子のキスのように140203_05 甘い匂い140203_03

メンテナンスモード

140127_01ムーミン谷の雪は融け始めただろうか。暑い夏は疲れる。そして寒い冬はもっと疲れる。久しぶりに某温泉に行ってみた。湯船に浸かり、ぼんやり空を眺める。空はとっても青かった。
Because the sky is blue, it makes me cry.
Because the sky is blue.140127_02港の某旅館で昼食。カツオのたたきとエビフライを注文140127_03植物園のベンチでホカ弁を食べよう、とヨッパライ某が提案したのだったが、寒かったらツライと思った。でも、行ってみるとベンチは暖かかった140127_04実の生っている木を見ると無性に蹴りたくなる。しかし、この木の幹には鬼の金棒みたいに鋭いとげがびっしり生えている。いやな木だ140127_05岡林信康のあの歌。とても暗い。それを思い出すぼくも暗い140127_06川端康成の桜が咲き始めていた140127_08だんだん好きになってきた花140127_07

池は寒かった

140120_10 変な夢からやっと目覚め、ふとんから頭を出すと時計は9時を指していた。カーテンを引くと夢のつづきのような暗い空が墨絵のように渦を巻いていた140120_02 車は雨の中を北に向かった。北は寒い。しかも冬。ムーミンもきっと冬眠中だろう。寒い中を遊ぶときは寒い気分で遊ぶ。シューベルトの冬の旅の主人公のように。無理に暖かい気分になろうとするとあとで反動が来るのだ140120_03何も考えずに車を運転していたら山の頂に座した火山湖にたどり着いた。湖の上空は青空が広がっていたが、冷たい北風が吹いていた140120_04 何も考えずに運転していたつもりだったが、本当は違った。今朝、なんとなく梅の花が見たくなり、この湖畔に梅が植えてあったのを思い出したのだった。梅は咲いていた。だが、一輪だけだった140120_05歩いている人は一人もいなかった。冷たい風が吹いているだけ140120_06 目に映る景色も寒いものばかり140120_07 落羽松140120_09

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