休日の朝に雨が降るのはかわいい女の子が陰気な服を着て遊びに来るのに似ている お昼ごろ雨は止み、時折り日が差してきた。こんな日は海のそばでカキ氷を食べるのがいいような気がする。山をひとつ越え、海の近くのカフェに入って窓の近くに座り、メニューを見ると、カボチャのカキ氷、というのがあったのでそれにした。とてもおいしかったけど、写真に写すのには向かない色だと思った麦わらをかぶって波打ち際をとぼとぼ歩いた。夏は終わっていた
A LONG VACATION 3日目
長いようでいつも短いぼくのLONG VACATIONも今日で終わり。予報では曇りとのことだったので安心して寝ていたのだったが、朝起きてカーテンを引くと思い切り晴れていた。そういえば昨夜は星空がとてもきれいだった。流れ星も三つ数えることができた。大急ぎで水筒に氷水を入れ、北に車を走らせたやれやれ、こんなところにデカい靴を脱ぎっぱなし 山の上の美術館では「山口晃展 汽車とかたな」というのをやっていた。二次元のアートは何でも切れる刀をめぐる劇画調マンガ。けっこうおもしろかったこの小さな路面電車もアートらしい。中に入ることもできる。運転席。次元転移装置は今のところ装備されていない野外展示場の一角にある美術室。明日開かれる、椿昇の霧島アート学校『ねぶたオブジェで現代アートを学ぶ』に出品するオブジェを製作中針金で骨格を造り、和紙を貼り付けていく。根気の要る作業だ
車は山を下り、海に向かった。昼食は海のそばの食堂で海鮮丼を注文。安いほうの海鮮丼セットを注文したつもりだったのに高いほうがきた。食べた後で気づいたので返品するわけにもいかない食後、ビーチをぶらぶらうろついた。ビキニのお姉さんが二人もいた。夏はすてきだ
B定食で行こう
気分は梅雨明け
昨夜遅く、自作ゴムベルトを8ミリ映写機に取り付けて、テレシネを再開。レンズをクリーニングしたおかげで、映像がとてもクリアになった古いフィルムには古い映像が記録されている。動画の右下に見える機械は任天堂のウルトラマシン。1975年発売とのこと。(動画gifファイルに変換したので読み込みに少し時間がかかります)久しぶりにドライブ。漁港近くの店で安い寿司を食べるつもりだったが、タカエビ定食がうまそうだったのでそれにした。とてもおいしかったのでご飯をお代わりしたあの海辺のレストランでコーヒーでも飲もうか、ということになったヤカン・ドリップ。真剣な顔海の上を流れてくる霧のせいで、湿度が異常に高い。何もしなくてもじっとり汗ばんでくる。波の音を聞きながら飲むホットコーヒーは、すてきなご馳走家に帰り着き、日が沈む頃、ようやく晴れ間が見えてきた。気分は梅雨明け
橋は残っていた
げし
夏至だというのに朝から冷たい雨が降っていたヨッパライ某がマグロラーメンを食べたいというので北に向かったが、いつもの店は休みだった。しかたなく海の近くの店でスシを注文海に行ってみた。雨の海は灰色
雨が降りしきる中、砂丘の藪を多くのジャコウアゲハが飛び交っていたが、30分ほどでどこかに消えてしまった。彼らに混じって飛んでいたアオスジアゲハだけが残った写真はジャコウアゲハの幼虫。その姿形から「お菊虫」の異名を持つ「蛹」も見つけたかったのだけど、雨の藪をうろつくと服が濡れるのでやめた夕方7時ころ、にわかに夕日が差してきた。もしや虹が出ているのでは、と思い、屋上に出てみた一枚の写真に撮りきれなかったので、二枚を合成
雨の海
気がつけば魚フライ
ホタルを見に行った
海を見下ろせるカフェに出かけてみた自然に囲まれた、隠れ家のようなカフェキッシュプレートとデザートプレートのセットを注文。どれもとてもおいしかったこの池にはイッシーはいませんジャカランダが咲き始めた。なんだか夏気分
雨の月曜日にはうな重が食べたかった
昼過ぎ、スイレンを見たいといいだした人がいたので、雨の中、車を走らせたおととい、某国営テレビでこの池の様子が映し出されたのだそうだ昼食はまだだったけど、急がないとスイレンの花が閉じてしまうので食事は後回しになった
バッタ雨の中、イトトンボが羽化を始めた。しっぽのあたりにヤゴの抜け殻が見える 神秘的な光景だった。飛び立つところまで見たかったけど、腹が減ってきた帰りに道の駅に寄って食事にした。海鮮丼が600円だったので安い!と思い、ぼくはそれにした。ヨッパライ某は天丼。うつわは安っぽかったけど具はたくさん載っていた。天丼のエビは3匹だった。なんだか良い買い物をしたような気がして、しばし勝利者気分を味わった食堂を出て帰ろうとすると、ヨッパライ某が言った。「うな重が700円だって」 なんちー。大好物のウナギが700円? 店にはいるとき、海鮮丼600円で目が釘付けになってしまい、下のほうまで見なかった。一転、ぼくは敗者気分を味わった