食堂テーブルをはさんで

お昼過ぎ、騎士団長殺し第1部を貸して下さったお客さんが、わざわざ第2部を持ってきてくださった。わーい、うれしいなーーっと! 仕事を終え、帰宅し、夕食後、さっそく読み始めました。ぼくが読み終えた第1部をヨッパライ某が読み始めたので、食堂テーブルをはさんで二人で読書

プリズム

Darkside

騎士団長殺し 第1部を昨夜読み終えました。とてもおもしろかったです。第2部をすぐにでも読みたいのですが、1部を貸して下さった方が読み終えるのを待たねばなりません。というわけで1部を読んだ時点での感想ですが、村上春樹の作品で繰り返し展開される、お馴染みの特異な世界観が、今回は専門的な言葉で具体的に説明されているように思いました。例えば表象、形而上、唯物的、といったやや硬めな用語が登場人物の会話の中にさらりと出てきます。さて、村上春樹は今回においても新たな物語を創造しようとしているのではなく、いつからか彼のアンテナを震わせて止まなくなった、五感でとらえにくい、それでいて人にとって何より重要な何か、を平明な物語に翻訳して示そうと腐心しているように見えます。その重要な何かの存在を彼は確信し、その信仰表明を兼ねてこれらの物語を書いているように見えるのです。
村上春樹は、あの、既成の便器を作品として発表したマルセル・デュシャンのいう「アーティスト」に自分を重ねて活動しているように思います。そのうち、既成の便器に匹敵する小説を発表して、世間のひんしゅくを大いに買うのではないかとぼくは期待しています。以下、マルセル・デュシャン「創造的行為」より抜粋。

アーティストは、時空を超えた迷宮をクリアする方法を探す媒介者のようにふるまっているように見える。アーティストを媒介者とみなすならば、彼は自らが美的次元において行っていることを自覚的に理解することはないはずである。彼の創作における全ての決断は、純粋な直観に従っているのであり、自己分析によって記述することも、念入りに考えぬかれた思考として跡づけることもできない。

また、ガウディは次のように言ったそうです。

創造は人間を通して絶え間なく働きかける。しかし、人間は創造しない。発見する。新しい作品の為の支えとして自然の諸法則を探究する人々は創造主と共に制作する。模倣する人々は創造主と共に製作しない。それゆえ独創とは起源に帰ることである。

ウナギを食べて夕陽をみた

170327_01

昨日、お客さんと川の上流にあるウナギのおいしい店の話をしてたら、俄然ウナギが食べたくなった。しかし調べてみると、その店は月曜は定休日。朝から雨が降っていたが、山を二つ超え、川の上流にある店のさらに先、滝のそばの店でウナギを食べることにした。その後、いつものように発電所跡を見に行った

170327_02

灯台の近くで夕陽を見よう、ということで、山を越えて灯台のある島に渡った

170327_03

道の向こうに灯台が見えてきたところで、また雨が降り出した。今日は天気が目まぐるしく変わる

170327_04

車の中で雨が止むのを待った

170327_05

夕日が沈んでいく。気分は、なんとなく青春

170327_06

もも

170326_01

駐車場の桃が咲いた

170326_02

コーヒーを買いに来た若いカップルが写真を撮っていたけど、うまく撮れたかな

何か宇宙的なあるもの

今日、ぼくは夢のように思い出す。こんなことも、今では遠い昔になってしまっている。あの二人のフェアリーは、その後、どうなったことだろう?たぶん、結婚したであろう。そうだとしたら、彼女たちは変わったであろうか?娘から女に移るということはきわめて重大なことなのに。新しい家の中で、彼女たちは何をしているだろうか?雑草や蛇を相手の彼女たちの友情はどうなったことだろう?あのころ彼女たちは、何か宇宙的なあるものに関与していたのであったのに。ところが、やがて一日、娘の中に女が目ざめるのだ。すると…

これはサンテグジュペリ「人間の土地」堀口大學訳からの一節。先日、ユーミンのコンサートを見てきた友人の話がちょっと興味を引いた。コンサートの中で、あの頃の私は今の私とは別の誰かだったような気がする、みたいなことをユーミンが話したのだという。ふーん、だろうね。ぼくだってそう思う。サンテグジュペリが言うように、あの頃のユーミン、荒井由実は、何か宇宙的なあるものに関与していた。ところで、先日読んだサンテグジュペリの「夜間飛行」の新訳がとてもよかったので、調子に乗って「人間の土地」の新訳も買ってみた。堀口大學訳は500円だが、新しい訳は1000円もする。出だしはなかなかいい。1000円の価値はありそうだ、うふ。と思いつつ、気に入っている個所をいくつか対比させてみると…例えば前述の、結婚して女になると、という件などは…、堀口大學訳の方が渋くてずっといい。でも、まあいいや。ぶつぶつ

170325_01

おやすみ

動かなくなった無線ルーターと昨夜遅くまで格闘したおかげで、ひどい寝不足の一日を過ごす羽目になった。人の声がエコーを伴って聞こえる。まるで大きなパイプの中にいるみたい。おやすみ

バニラスカイ

170320_01

open your eyes. 遠くでだれかが呼んでいる。若い女性の声。声の方に目をやると、バニラ色の空がどこまでも広がっていた

170320_02

休日の朝は目覚ましが鳴らない。恐ろしい夢で目が覚めるまで

170320_03

今日は春分の日。海の近くで魚フライを食べ、雨の中をダムの向こうにある公園まで走った

170320_04

カーナビに行く先をセットし、ナビの女の子の命ずるままにハンドルを切る。彼女はぼくの知らない道を次々に教えてくれる。とても楽しい

170320_05

若葉の季節。公園はひっそりして、だれもいない。春なのに

170320_06

夜の余韻を残したまま、一日が過ぎていった

屋上菜園の春

170317_01

昼前、ロケットを見ようと屋上に上がったら、菜園に菜の花が咲いていた。柔らかな日差しを浴びて風に揺れていた。冬の間、鍋に入れて食べていた水菜。その残りが花を咲かせた

170317_02