店の床には杉板が張ってあって、ところどころ節穴がある。たまに、テーブルからこぼれ落ちた珈琲豆が床を転がってこの穴に消える。わが家の床も板が張ってあるが、どこにも節穴はない。節穴付きの床板を売り出せば、きっと売れると思うのだけど。小学生のころ、教室の床は杉板張りで、ところどころ節穴があった。この穴はとても役に立つ有能な穴で、給食時間、給食のおかずに豚の脂身や鳥の皮などが混じっていた場合、わざと床に落とし、この穴に消えてもらったものだった
Jupiter
雨の中をズボンを買いに行く
ズボンの膝がすり減って、ついに穴が開いた。ヨッパライ某に穴をふさいでくれ、というと、この穴はミシンがないとできない、という。わが家にミシンはない。ミシンに限らず、いろんなものがない。ミシンは高くて買えないので、ズボンを買いに行くことにした。
人混みが嫌いなので、いつも海の横を南に走り、人の少ないところで買う。店に入ってカウンターのお姉さんに、穴が開いたから同じものを買いたいんだけど、どこにある?と聞くと、わざわざ店の奥まで連れて行ってくれた。試着すると裾上げの必要もなく、ぴったりだった。
むかし友人とズボンを買いに行ったとき、ぼくはそのままでOKだったが、友人は裾上げが必要だった。以来、その友人との関係がいささかぎこちなくなったのは言うまでもない。
いつものように同じズボンを2本買い、港の食堂に向かった。時計は1時半を回っていた。温かいのを食べたかったが、ラーメン以外は売り切れていたので海鮮丼にした。寒い雨の日に冷たい海鮮丼を食べていると、なぜか本当のしあわせについて考えてしまうから不思議だ
灯台の写真でも撮りに行こう、と、ヨッパライ某にいうと、こんなのを買ってきたよ、写真に撮るんじゃないかと思って。と、変な鯛焼き差し出した。雨が降っていたので、モナカやソフトクリームよりはいいと思った
日曜日の朝
レビュー
今年は読書の年にしようと決めたんです。
お客さんはコーヒーを飲みながらそう言った。
今年最初に読んだのは遠藤周作の沈黙でした。
へー、そういう人だったんだ、とぼくは思った。
で、今から村上春樹のあの本を買いに行くところなんです。読み終わったらお貸ししましょうか?
彼女はにこにこしながら言った。
ぼくは気乗りがしなかったので、今はいいです、と言った。なぜかその時は読みたいと思わなかった。
さっき、ふと思い出して、アマゾンのレビューを眺めてみた。星一つのレビューがおもしろくて、ずいぶん楽しめた。それを読んでいたら、だんだん読みたくなってきた。今度彼女が来たら、貸してもらおう。

抜け殻
明るい部屋
数日前、部屋の照明をLEDに交換した。これがとても明るくて、気分も明るくなった、かというと、そうではなく、なんだかそわそわして落ち着かない。きっとぼくは暗いところが好きなんだ
くもりのちHAL e
はーるはどこからくるかしら~♪ 昼から晴れる、とのことだったので、春♪を感じに出かけてみた ♪
ここはウメで有名な某神社。あたりにウメの匂いが漂っている。晴れてきたせいか、写真を撮っているうちに、だんだん人が増えてきた。平均年齢もグンと上昇。つまり、そういう人が集まってくる場所なのだ
地面を這う、臥竜梅
梅ヶ枝餅。一個 ひゃくえん
写真のガンダム、2009年7月5日、たまたま泊まっていたホテルの近くに立っていたのを撮ったもの。さっき調べたら、その6日後から始まるプロジェクトの準備中だったんですね。このガンダム、昨日で展示終了だったそうで。ずいぶん長く展示されていたようです。もうとっくになくなってると思ってました





















