少年

休み明けの朝。
「仕事なんか、つまんないから行きたくない」
と、ぼくの中の少年Aがすねる。
少年Aは、虫取りが大好きだ。
捕虫網と虫かごを持って山に出かけたい。
ぼくは少年Aをムシして、仕事カバンを車に載せ、エンジンをかける。
最初の交差点を曲がる頃には少年Aは消えてしまう。
こうして休み明けの一日が始まる。

“少年” への3件の返信

  1. つまり...あなたは若いんですよ…!!!
    私は生れつきの性なのかよく分からないけど
    少女Aの声を優先してしまうので人生こけてばかりです^^;

  2. 私の中の少年Bは ドライブが大好きです。
    休み明けの朝、天気が良いと会社へ向かわずに そのまま
    遠距離へ ドライブに行こうとします。
    ついつい心の中で蛇行運転になりますが、勇気を出して
    私は少年Bにブレーキを掛けるようにしてます。

  3. chikako~♪さん、少女Aさんは今もお元気ですか?と、少年Aが申しております。よろしくお伝えください(笑)
    なしごれんさん、ぼくもドライブが大好き。入社したての時、上司と福岡に出張したんですが、途中、上司はぼくの運転する車の中で酒を飲み、酔っ払ってしまいました。ぼくは、このままずっと走っていたかったので「東京に行きませんか?」って聞いたところ、「そりゃおもしろい、行こう」ということになって、ぼくはどんどん走りました。上司はいつの間にか眠ってました。上司が目覚めたとき、車は広島にさしかかってました。「ここはどこだ」目覚めた上司が言いました。そこからUターンしたことは言うまでもありません。

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