A LONG VACATION 1日目

小雨がぱらつく中、花束を持って墓地に出かけた。冬のせいか雑草もほとんどみあたらず、何もしなくてよさそうに見えた。ぼくの感覚では少し草が生えているほうが墓らしい気がしたので、ヨッパライ某に、このままでいいんじゃないの、って言ってみたが、だめとのことだった。

例年通り、墓掃除の次は店の大掃除。昼食は駅ビルの地下にある店でラーメン。今日はカウンター席に案内された。隣にはビジネススーツを着た若いOLが座っていたが、彼女のもとに運ばれてきたのがラーメンの大盛。意外に思い、なにか一言いたくなったが、やめた。