劇場公開版 vs 完全オリジナル版

おととい街に出たとき、映画館の横を通ったら「ニューシネマパラダイス、9日より上映」とのポスターが貼ってあった。ぼくはこの映画を映画館で観たいと思っていたのでさっそく予定に入れよう、と思ったものの、あの件を思い出して二の足を踏んだ。それは、この映画には173分の「完全オリジナル版」と124分の「劇場公開版」があって、その主題が大きく異なっているのだ。ぼくの場合、先に見たのが「完全オリジナル版」だったせいか「劇場公開版」は物足りなかった。逆に、「劇場公開版」を先に見た人には「完全オリジナル版」は冗長で、蛇足としか言いようのない変な付け足しがあって白ける、という評価を下す人が多い。そしてもちろん、映画館で上映されるのは「劇場公開版」。映画館のリンク先のページにある「みんなの声」という掲示板の「オリジナル版ではなくカットされているので・・・・」というスレッドがおもしろい。「完全オリジナル版」派と「劇場公開版」派が意見を戦わせていて…