26年前の痕跡

某珈琲店は市内を流れる川の近くにある

26年前の今日、その川は派手にあふれたのだった

店の駐車スペースにある配電盤を開けると、床から130cmのところに、横一文字の細い線が見える

よく見ると、その線は泥が固まったものだ。
その日、近くの川から溢れ出た水はこの高さまで達したのだ

配電盤の底にたまった汚泥