人生の8分の2は泡である

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今日は年に一度のヨッパライ某の誕生日。昨年はぼくが誕生ケーキを焼いた。といってもそれはフライパンで作るあの熱いケーキ。そして今年は少しレベルを上げ、チーズケーキに挑戦するつもりでいた。数日前、ぼくは真剣なまなざしで電気釜の説明書を見つめていた。最近の電気釜はチーズケーキも焼けるのだ。ふと説明書から目を上げるとヨッパライ某と目が合った。すると彼女は言った。
「あたしはレアチーズケーキが食べたい!」
なに?ぼくは急いで説明書をめくった。しかしレアチーズケーキの作り方はどこにもなかった。仕方なくケーキの自作はあきらめ、どこかで買うことにした。
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というわけで以前食べてうまかったMOKUというケーキ屋で買うことにした。ここのチーズケーキは濃厚でヨーロッパ風の味がする。
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乾杯用のビールはこのブログではおなじみの、あのビールサーバーによるもの。8年前の今日、ヨッパライ某にプレゼントして以来、ずっと愛用している。これで入れたビールはビヤガーデンで飲むビールに勝るとも劣らない。よーな気がする。
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プレゼントはずっしり重い、純金製のピアススタンド。
の予定だったが、買えそうもないのでブロンズ製にした

“人生の8分の2は泡である” への7件の返信

  1. よっぱらいさん、お誕生日、おめでとうございました。
    いつか、そのビールサーバーで入れたビールで乾杯しましょう。
    とりあえず、物欲のあるがままに宇宙の平和を願って。

  2. こんばんは~~
    今もこのサーバーでビール飲んでました。うめー
    いい気分~♪
    ヨッパライ某には、じと君からコメントがあったよ、と伝えました。そしたら、あの人飲めるの?って言ってましたよ。というわけで、いつか飲みましょうね。ブツヨクと哀愁のオヤジ哲学で盛り上りましょう。

  3. 遅くなりました。
    お誕生日
    おめでとうございます
    素敵な誕生日ですね。
    わたしもほしい
    モクのチーズケーキ、アミュの家具屋さん?でもたべれますよ。美味しいですよね。

  4. 平安時代の歌人にもまさる中島みゆき
    (、、、)
    けれど、With そのあとへ君の名をつづっていいか
    With、 寂しさと、虚しさと、疑いとのかわりに
    With、そのあとへ君の名をつづっていいか
    生まれる前に僕は夢見た
    誰が僕と寒さを分かちあっていくだろう
    時の流れは僕に教えた
    みんな自分のことで忙しいと
    ひとりきり泣けても
    ひとりきり笑うことはできない
    With、そのあとへ君の名をつづっていいか
    With、寂しさと、虚しさと、疑いとのかわりに
    With、そのあとへ君の名をつづっていいか
    (、、、)
    (中島みゆき 『With』、アルバム「夜を征け」)

  5. ☆たまちゃん、ありがとうございます。
    お酒は、こういうお祝いの時に飲むのがおいしいですよね。乾杯できる日をたくさん作れば、美味しいお酒をたくさん飲めます。たまちゃんがお酒を飲めるかは知りませんけど。飲んだらやたら大声で笑いそうな気はします(笑)
    ☆??さん、メールありがとうございました。
    Withのあとに、君の名をつづること。簡単そうで、それはぼくにとって難しいことでした。昨夜ぼくはこの歌を聞きながら、その難しさに思いを馳せていました。それはたとえば、クンデラの本に出てくる、あのフランツの独りよがりな思いゆえの失敗。以前、このブログにも書きましたが、チャタレー夫人の恋人のあの一節にある教訓を肝に銘じながら、ぼくの考えるWithを目指して旅を続けています。
    生はとても優しく、静かで、捕まえることができない。力づくでは手に入らない。力づくでものにしようとすれば、生は消えてしまう。生を捕まえようとしても、塵しか残らない。支配しようとしても、愚か者の引きつり笑いをする自分の姿が見えるだけ。生を欲するのなら、生に向かって、木の下にやすらぐ鹿の親子に近づくように、そっと、歩を進めなくてはいけない。身振りの荒さ、我意の乱暴な主張が少しでもあると、生は逃げていってしまい、また探さなくてはならなくなる。そっと、優しく、かぎりなく繊細な手と足で、我意をもたない自由で大きな心で、生にまた近づいていって初めて、生と触れあえる。花はひったくろうと手をのばすだけで、人生から永遠に消えてしまう。我意と貪欲に満ちた気持で他人に近づいてゆくと、手の中に掴むのは棘だらけの悪魔で、残るのは毒の痛みばかり。しかし、静かに、我意を捨て、深い本当の自己の充溢とともに他人に近づくことができる。人生で最上の繊細さを、触れあいを知ることができる。足が地面に触れ、指が木に、生き物に触れ、手と胸が触れ、体全体が体全体と触れる。そして、燃える愛の相互貫入。それこそが生。わたしたちは皆、触れることで生きている。

  6. まさしくその通りです。
    飲んだらさらにガハハハっと豪快に笑ってますよ。
    一度のみたいものですね。珈琲焙煎店マニアックな飲み会しませんか?ふふふ

  7. やはりそうでしたか、明るい酒ですね。ぼくはというと、時によっては、どこまでも暗くなって、暗黒星雲のような状態になります。それが悲しいかというと、そうでもありません。ぼくのホームポジションって、ほんとに暗い。ちなみここ数日、暗黒星雲を旅してます。たぶん、気候のせいだと思いますが。なんか寒いよね、ここのところ

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