夕焼けの焼芋は失恋の味だった

071212_01
焼芋を食いながら思い出した。女に振られ、家にいるのがつらくて造成中の団地に行った。がけっぷちの階段に腰掛けて新聞紙にくるんだ焼芋を食った。ヤケ食いだった。それは学生時代の話。帰り道、猛烈な胸焼けに襲われ、涙が出た。