もしも世界の名作がかごんま弁で書かれていたら・・・
最近、うちの店ではやってるのがコレ。はやらせたのは常連のさめさん。そして今日、さめさんに教わった通り、彼女のブログの常連さん、michyさんのブログに行って正式版?(笑)を読むことに成功。かなりおもしろい。(かごんま弁がわからない人にはチンプンカンプンと思いますが)文字列をgoogleでたどって調べてみると、出典はMixiの鹿児島弁コミュらしい…(違うかもしれませんが)。さっそくMixiの鹿児島弁コミュに行ってみました。なかなかおもしろいコミュだったので、即、入会しましたがよ。日記に貼り付けます、と、当該トピックにコメントし、今ここに貼り付ける次第です(笑)。たぶん、あちこちのブログで既出なんでしょうけど。
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『白雪姫』
おきさっどんが
「かがんよかがん、世界でいっばんみごちとはだいやろかい」
ち、たんぬれば、かねちゃ
「そあ、おはんがいっばんよかおごじゃっとよ」
ちゆぅ魔法のかがんに、かねっのっごっ たんねたなあ
「そや、白雪姫やらせんどかい」
ち、かがんがゆたなあ
「なんちな!?」
お妃っどんがはらけっかぎぃはらけっせえ、森んなけ小人んしと仲ゆ住んじょらった白雪姫がとこいっせえ、毒の入ったリンゴをば持っ行かったげな。
「リンゴは要いやはんどか~い」
ち魔女ん真似をしたお妃っどんがさるっごったなあ、そけ白雪姫げえがあっせえ、庭の草取いをしごった白雪姫に
「リンゴはかまんや?」
ちゆわったげな。
「まこち、どいうんめかろそなリンゴやろかい」
ち白雪姫はそんリンゴをもろっかんだなあ、かんだいき
ひっくかあらった。小人んしが
「がっついこえなこっつあねかった。け死んやったとけ?じゃったれば、今夜が本通夜で明日そしっじゃろなあ。
こげん良かおごを、ほんのこちあったらしこつしたなあ」
ちほろめっごったなあ、そけうんめ乗らった王子どんが通おい
かからっせえ、
「うんにゃ、んにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃんにゃ!まこちぐらしかこつしたもんじゃ。おはんなないごてリンゴをかんだとお」
ちゆっせえ起そかいちしたなあ、白雪姫ん口っかいリンゴが
飛っ出っ来っせえ、白雪姫が
「たひかったがこあ!あんねこっでけ死んとこやったが!」
ちゆたげなお
映画だったら、日本語版でも字幕スーパーが必要でしょう。
鹿児島の方には、簡単でしょうが、そうじゃないかたは、ちんがらっ といった感じでしょうね。
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かごんま弁がわからない人にはさっぱりわからないと思います。
かごんま弁って、ほんと、ユニークですね。
庵を結ぶ
数日前のクオリア日記に載ってた奇妙な建築物が頭から離れない。それは樹上に立てられた「高過庵」という名の庵。本文の中ほどに写真があります。というわけで、その写真を無断でかっぱらってきました。いいなぁ、こんなの欲しいなぁ。小さく見えるけど、三畳ほどの茶室には炉も切ってある。いいなぁ。でも、台風が恐いなぁ。
– BGM ゲゲゲの鬼太郎 –
答えはアンダースタンド
寒い一日だった。なぜ寒かったかというと、鹿児島のアルプス、霧島に行ったからである。霧島は寒いところなのだ。その証拠に高千穂河原のそば屋ではストーブを焚いていた。(アルプスといえば、一昨日フランスに向かったOさん夫妻は、今頃ジュネーブに向かって車を飛ばしているかもしれない)ぎっくり腰がまだ痛いので、チャンピオンベルトをきつく締めて出かけた。運転中はまあよかったが、山道を登るときには、何度か鋭い電気が走り、息が止まった。紅葉を期待して出かけたのだったが、えびの高原はほとんど散っており、高千穂河原もかなり散っていた。とにかく寒く、腰に響いたので、どこかで日向ぼっこをしようと国分の城山公園に車を走らせた。公園は定休日で観覧車などは止まっていたが、入園は自由であった。長い影を引きずってトボトボ歩いていると、耳の長い変な猫を見かけた。しかしよく見ると、それはウサギであった。そっと近づいて、お手、お手、と言ってみたが、反応はなかった。
ウサギは頭が悪く、何も憶えないという話を聞いたことがある。その昔、ヨッパライ某が「あたし、ウサギみたいって言われた~」と喜んでいたが、喜んではいけなかったのだと思う。今、ウサギの写真を見ていたら、ふいに井上陽水の歌に「ブライト・アイズ」というステキな曲があったのを思い出した。大好きな曲で、カセットに入れて繰り返し聞いたのだったが、どんな曲だったか忘れてしまった。映画「ウオーターシップダウンのうさぎたち」の主題歌だった。
屋上のナス
ラッパの音
1971
チャンピオンベルト再び
あの日から1年と4ヶ月が過ぎようとしていた。過去の栄光に浸っていては、人間だれしも堕落する。2006年3月31日、ついにぼくは決心し、腰のチャンピオンベルトをはずした。だが、運命とは気まぐれなものである。誰が予想したであろう。あの白く輝く栄光のチャンピオンベルトを再び腰に巻く日がくることを。
———— BGM アリス チャンピオン ————
うめぼしの花
そうして
雨の木
朝から冷たい雨が降っている。休日に冷たい雨が降ったら、どうしよう。そうだ、あそこに行こう。というわけで、車は、指宿の某温泉に向かっていた。この温泉は貸切りになっていて、内湯と外湯がある。ぼくは雨の降る外湯に浸かって、空を仰ぎ、口をあけた。うめ~。今日の雨はなかなかうまい。温泉を後にし、池田湖を見下ろせる公園に行った。霧に煙る池田湖。ぼくはいつの間にか“霧の摩周湖”を布施明の声で口ずさんでいた。車は湖を半周し、開聞岳のふもとにある某植物園に向かっていた。雨の植物園も風情があってよい。植物園の主役は、もちろん植物なのだろうけど、雨が降るとそれが際立つように感じる。雨音に隠れて、植物たちがひそひそ話をしているような気がしてくる。