最後のチキンライス

今日の晩飯はスパゲティーのミートソースだった。
わが家のミートソースにはトマトがたっぷり入っている。
食べ終わった後、鍋に残った赤いミートソースを見て、ふと、
これでチキンライスを作ったらうまいだろうな、
と思った。が、そこで急に気になりだした。
最後にチキンライスを食べたのはいつだっただろう。
去年は食べていない。ずいぶん長く食べてない気がする。
で、家人に、「最後にチキンライスを作ったのはいつ?」
と、聞いてみた。すると、
「私はチキンライスなんて作ったことがない」
と、断言した。
ぼくが最後に食べたチキンライスは、だれが作ったんだろう。
アンケートを作ってみましたので、良かったら回答をお願いします。
あなたはチキンライスをどれくらい食べてますか?

温泉たまご日和

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指宿の某温泉に出かけてみた。のんびり湯に浸かって、雲ひとつない空をながめていると、ずいぶん高いところをトンビが気持ちよさそうに飛んでいた。
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温泉から上がり、体が温まったところで、新しい企画商品、温泉たまごをいただくことにした。
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駐車場の一角に新たに囲炉裏小屋?が建てられたので、さっそくそこを使わせてもらうことにした。
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小屋で温泉たまごを食べていると、どこかで12時のサイレンが鳴った。もうお昼だ。今日は、某植物園で昼食をとることにした。
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植物園に入ると、そよ風にのって甘酸っぱい匂いが漂ってきた。アカシアの匂いだった。
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この階段を下りたところにレストランがある。
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なんとかホワイトソースパスタ
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無意識過剰

ぼくの周囲には、いわゆる天然な人が多いように思う。
ぼくがそれを好むから自然とそうなるのかもしれない。
自分にないものを求めているのだろうか。
人をひきつける力。
カラマーゾフの兄弟に出てくるアリョーシャ、リザヴェータ。
そして頭のいい、ロジカルなイワン。
ドストエフスキーが言いたかったことは何だろうね。

星空

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ぼくの意識が星空を見たいと願うのだろうか。
もちろん、宇宙はぼくを含んでいる。
ぼくは宇宙の一部だ。
宇宙は自分の姿を見るために人を作ったのだろうか。
ま、どうでもいいけど、今日のオリオンはきれいだね。

憂える78

窓の外も暗くなって、間もなく閉店という時間に父がやってきた。なんだろう、と思ったら、コーヒーを一杯飲ましてくれ、という。なんでも固いものが食えなくて、コーヒーや牛乳、そして豆腐みたいな軟らかいものばかり食べているのだという。いわれてみれば父も78、固いものを食べるのに難儀する年齢なのだ。
熱いコーヒーを一口すすると父は「実はこのまえな」と、切り出した。
「天文館のカラオケバーに行ったとき、酒を飲みすぎて気分が悪くなってな」
父は最近、年寄りばかり集まる妙なカラオケバーに入り浸っているのだった。
「それで吐きたくなって、トイレで吐いたら、入れ歯も流れちまった」
くだらねえ。
ぼくは情けなくなった。固いものが食えない理由は入れ歯だったのだ。しかし本人はまじめ腐った顔でこう続けた。
「カラオケに行っても気の合うやつなんかいない、友達はみんな死んじまって、遊ぶ相手もいなくなった。元気なのはイナモリだけだ」
稲盛さんは父が高校の時の同級生。父の友人にはユニークな人が多かったが、ここ数年のうちにほとんど亡くなってしまった。ぼくも、稲盛さんの元気な声を聞くとほっとする。父が元気がない時など、稲盛さんが活躍している話をすると、まるで自分のことのように喜んで元気になる。稲盛さんには、ずっと元気でいて欲しいと思う。
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部分日食

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曇っていたから、あきらめていたのだけれど、夕方になって晴れてきた。店に夕日が射してきたころ、ちょうどお客様が途切れたので、カメラを持って屋上に駆け上った。数枚撮って、急いで店に戻ると、お客様が待ってらした。

雪落とし

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南国的なムードが好きなので、庭に植えている木もトロピカルなのが多い。でも熱帯系の木だから寒さにヨワイ。長時間雪を積もったままにしていると、若い芽が枯れてしまう。そこで、木をゆすって積もった雪を落とす。写真右の木はゆすってもけってもビクともしないので、あきらめるしかない。左の木はゆすると揺れる。昨日は寝ぼけたまま何も考えずにゆすったので、思い切り雪をかぶってしまった。

夜のスノーマン

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スノーマンが動き出すのは夜の12時だ。
スノーマンは空を飛べるらしい。
ぼくを遠いどこかへ連れて行ってくれるかもしれない。
わくわくする話だ。
でも、寒いので今夜はよしておこう。