パローレ

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雨の休日。バラが満開らしいので、近くのバラ園に出かけることにした。
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こんな雨の日にバラを眺めに来る人なんて、いないだろう、と思っていたのに、オバサンたちでいっぱい。
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小雨に煙るバラ園はミスティー。
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左手に傘を持ち、右手ででシャッターを切る。カメラはびしょ濡れ。
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ご存知、ザ・ピーナッツ (え、知らないの?)
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雨の日は、光がやわらかいので、バラも優しくみえる。
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歌舞伎役者の隈取を思わせるデザイン。
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近づいてパチリ。
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水滴が踊っている。
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今回一番気に入ったバラ。香りもすばらしかった。
パローレという名前。
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ダースベーダー。(ぼくが勝手に付けた名前)
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お昼過ぎには雲が上がり、雨も止んだ。
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風車みたいな

カーポートの入り口に白い花が咲いた。ジャスミンのような甘い香りがする。数ヶ月前、フラワーパークの売店で買ったのだけど、なんという名前だったか忘れた。ネットで調べてみると、トウテイカカズラ、というキョウチクトウ科の植物で、スタージャスミンとも呼ばれるらしい。でも、ジャスミンはモクセイ科なので、科はまったく違う。

庭に、これとそっくりの花が咲いている。これはハツユキカズラ。花も、葉っぱも、トウテイカカズラよりひとまわり小さい。最近、あちこちで見かける、けっこうポピュラーな植物だ。

波平の年齢

うちはコーヒー豆屋なので、コーヒー豆を売っている。
その中に、トミオ・フクダという名前のブラジルコーヒーがあるのだが、昼過ぎいらした女性のお客さんが、それを見て、
「サザエさんみたいなコーヒーね」と言った。
どうやらフクダとフグタを混同しているらしい。
サザエさんの本名はフグ田サザエである。
しかし、そんな話から、サザエさんって、いくつなんだっけ、
という話になり、また、波平って、いくつなの?
という話になった。
ぼくはすぐにネットで調べ、その年齢を教えてあげた。すると
「え~~!うそ!」
お客さんは目を丸くして驚いた。
ためしに、昼過ぎにやって来た某F少年にも聞いてみた。
「波平って、いくつか知ってる?」
すると、
「73?」という答えが返ってきた。

もう寝ます

短いようで短かったLONG VACATIONが終わり、今日から仕事。たくさん豆を焼かなくてはならないので、いつもより2時間早く家を出た。
眠い。とても眠い。
どうして朝は眠いのだろう。
今日はヒマだといいなぁ、などと考えていたが、期待に反して電話は鳴り続け、お客さんはひっきりなしにやってきた。
疲れた。眠い。
というわけで、今日はもう寝ます。

A LONG VACATION 3日目

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短いようで短かったLONG VACATIONも今日で終わり。ドライブに出かけるつもりでいたのだが、ヨッパライ某が風邪で寝込んでしまった。主婦のいない家を運営するのは主夫の役目。ぼくは寝ぼけマナコで洗濯機に洗濯物を放り込み、スイッチを入れ、コーヒーを点てて茶わんを洗い、洗濯物を干した。昼ごはんはチャーハンとニラの卵とじ、手作りドレッシングのサラダ、そして先日いただいたアベックラーメンで冷やし中華を作った。自分で言うのもなんだけど、どれも恐ろしくうまかった。
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天気が良いせいで気温は上昇し、初夏の陽気となった。来る夏に備えて、ビーサンを靴箱の奥から取り出し、風呂場でゴシゴシ洗った。とても楽しい作業だ。
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今夜は屋上でバーベキューをするつもりだったが、残念ながら桜島の火山灰が風に舞っていて、とても外で食事ができる状況ではなかった。これはこれでおもしろいのだけど、予定は狂いっぱなし。でも、とても楽しく、充実した休日だった。
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A LONG VACATION 2日目

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今日、ヨッパライ某は黎明館に出かけるということだったので、ぼくはカメラをぶら下げ、例によって団地周辺の探検に出かけるつもりでいた。ぼくの住んでいる団地は造成が行われる前は里山であって、周辺には神社も多く、興味は尽きない。魚肉ハンバーグ入りの弁当と水筒を腰に下げ、一日中、団地の周辺を不審者のようにうろつきまわる予定でいたのだった。ところが外に出てびっくり。晴れているはずなのに空がもやっとしている。桜島の灰が降っているのだった。桜島の灰を知らない人の中には、タバコの灰みたいなものだろう、と想像する人もいるようだが、これは砂なのである。ゲゲゲの鬼太郎に砂かけ婆という妖怪が登場するが、活動中の桜島はまさにそれ。夢中で写真を撮っていると、いつの間にかカメラはザラザラ、髪はゴワゴワ、口の中はジャリジャリ、となる。というわけで、探検は中止することにした。仕方なく家に閉じこもって茶わんを洗ったり掃除機をかけたりパソコンのバックアップをしたりしているうちに一日が終わってしまった。

思い出せない名前

よく忘れる名前の一つにエリッククラプトンがある。今日、店のBGMでLaylaがかかったとき、これを歌っているメガネ男の名前がどうしても思い出せなくなった。調べるのは簡単だったが、ぼくは意地になって考え続けた。2時間ほど経って、ふいにクラプトン、という名前が浮かんだ。でも、エリックが出てこない。考え続けているうちに閉店時間になり、店を閉めて帰路に就いた。トンネルを抜け、団地を通り過ぎ、長い坂を下って信号を右に折れたところで、エリック、の文字がネオンのように闇に浮かんだ。思い出す努力をしないと、脳はサボり癖がつくという。最近、思い出せないことがあると、すぐにネットで調べてしまう。放っておくよりはマシなのだろうけど、確実に脳の筋力は衰えていくだろう。でも、何時間もかけて思い出すのは、けっこうつらいし、人生の無駄のような気もする。

トマト物語

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夕方、屋上に上がってみたら、トマトの花が咲いていた。黄色い小さな花。
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青い実もなっていた。
ぼくはわくわくしながらトマト物語のページをめくった。