社員研修一日目

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朝起きると、よく晴れていた。絶好の社員研修日和であった。空港近くの駐車場に車を停め、北に向かう飛行機に乗った。富士山がきれいだった。灰を降らせない火山はすてきだ。

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飛行機を降りるとそこは雪国だった。バスに乗り、しばらく走ると小さな駅に着いた。

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あまりにも小さな駅舎なので、トイレと間違う人もいるかもしれない。

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バスは某湖畔のホテルに到着した。部屋のカーテンを開けると、真っ白に凍り付いた湖が現れた。

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夕食をとり、凍った湖上で開かれている氷上フェスティバルに出向いてみた。風はなく、じっとしてる分にはさほど寒くない。しかし、気温は氷点下10度ほどだ。

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花火が上がった。こんなに寒い中で花火を見るのは初めてだ。

お上りツアー最終日

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暗い部屋に目覚ましが鳴った。デジタルは6:00を表示している。カーテンを開けてバルコニーに出ると、風上から青空が広がりはじめていた。持参した某珈琲店の珈琲をドリップし、それを飲んでホテルをチェックアウト、電車を乗り継いで東京駅に向かった。今日は憧れの「はとバス」に乗る日。朝食は丸の内ビル地下のスターバックスでとった。スーツの若い女性がコーヒーを飲みながらパソコンをたたいている。9時30分、はとバスは皇居に向けて走り出した。

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バスを降りて10分くらい歩くと、観光ガイドブックで見たとおりの橋がそこにあった。

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ガイドのお姉さんは、仕事とはいえ大変な博識ぶりで、彼女の話は思いのほか興味深く、また、ぼくの知らないことばかりだった。

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浅草で昼食、仲見世で揚げ饅頭を購入。2時過ぎ、はとバスは最後の目的地、東京タワーに到着。

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地上250mの特別展望台から今回二日間寝泊りしたホテルを見下ろす。その右手の広場に立っている巨大ロボットも肉眼で認めることができた。ここで自分用に土産を買った。それは、手のひらの東京タワー。(松任谷由実に同名の曲がある)
以上でお上りツアーは予定通り終了した。時間があったら、むかし住んでいたアパートを見に行くつもりだったが、時間が足りなかった。

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お上りツアー2日目

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起床6時。持参した某珈琲店の珈琲をドリップし、それを飲んでホテルを出た。駅はホテルの隣にある。ゆりかもめという無人電車に乗り、新橋で乗り換え、一路鎌倉へ。

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北鎌倉駅で降りて、近い順にお寺をまわる。なかなか楽しい。年をとって、あの世が近づいてきたせいかもしれない。

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お寺の金ぴかに飾られた仏像にはあまり興味が湧かなかったが、日がな外に座っている大仏さまは妙にフレンドリーで親しみが持てた。しかし、その後姿には男の寂しさが漂っていた。

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いくつものお寺や神社をうろついているうちに、時計は4時をまわってしまった。

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白玉ぜんざいが、とてもおいしかった。

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江ノ電に乗って江ノ島に向かった。

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ぼくが今回、もっとも行きたかったのはここだった。頂上の植物園はすっかり様変わりし、展望台を兼ねた新しい灯台が鎮座している。園内を回っていると、ところどころで懐かしい風景に出会い、古い記憶がよみがえった。

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日が沈み、暗くなるまで展望台で海を眺めていた。なぜこの場所がこれほど懐かしく思えるのか、自分でもよくわからない。母をなくした年、親戚を訪ねて夏休みの期間、茅ヶ崎に滞在した。伯母に江ノ島に連れて行ってもらったとき、ぼくは海で遊びたいとわがままを言った。でもそれはかなえてもらえなかった。小学4年の夏だ。

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日がとっぷり暮れた夜8時、バスに乗って江ノ島を後にした。

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途中、大船で食事をとり、10時過ぎにホテルに帰ってきた。
写真はホテルの隣の某TV局。

お上りツアー1日目

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朝一番の飛行機に乗ってバスに乗り換え、到着したのは海辺のホテルだった。ホテルの前には大きな橋がかかっており、その向こうには巨大な赤い塔が見えていた。チェックインまで時間があるので、クロークに荷物を預け、ホテル前の海浜公園をぶらぶら歩いた。

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岸壁には未来から来たような船が浮かんでいたが、予想に反して、その速度はあまり速くなかった。

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さらに歩いていくと、公園の一角に大きなロボットが立っていて、わっぜビックリした。やはり都会はすごいと思った。

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チェックインを済ませ、部屋に入ってバルコニーに出ると、夕日が沈むところだった。大都会に日が沈む。
つづく。

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水族館

朝、ホテルをチェックアウトして水族館に向かった。レンタカーにはナビが備わっている。今までこういうハイテクを使ったことがないので、どうもうまくいかない。ナニがうまくいかないかというと、行き先のセットが、できたりできなかったりする。「こわれてやがる」「ボロ!」ということで二人の見解は一致した。が、帰る段になって説明書を読み、原因が判明。安全のため走行中は行き先をセットできない仕様になっているとのこと。なんと思い遣り深い機械だろう。人を馬鹿にする、とはこういうことを言うのだろうと思った。

エピローグ

映画に登場する夕日は切ない曲を伴っていることが多い。
ホテルの窓から見る夕日。
プールサイドでは、バンドが郷愁を誘うメロディーを奏でている。夕日は沈み、あたりは暗くなってゆく。
もちろん、ぼくは違うけど、新婚さんの場合はプロローグ。かもね。

フェイスオフ

朝一番の飛行機で沖縄に飛んだ。
レンタカーに乗って、牧志の公設市場へ。
市場内の肉屋に行って、近所の方から頼まれた豚足を買う。店頭には、豚の足や豚の顔面など、ホラー映画に出てきそうなブツが平然と並んでいる。
豚の皮などは、まるで作り物のオモチャのように見える。
ぼくは「フェイスオフ」という映画を思い出した

旅の準備

来週、三日間の小さな旅をすることにしている。
行き先は沖縄。
特に準備するものなどないのだけど、あまりキタナイ格好で飛行場やホテルのロビーをうろつくとテロリストと思われる可能性があるので新しい綿パンとシャツを買うことにした。
まず、ユニクロに行った。コットンパンツを試着してぼくは感動!
いつものサイズのを試着したら、オーッ!ウエストがゆるゆるじゃん。
なんと、10センチも縮んでいた。ダイエットの効果てきめん。うひゃひゃ。
今日の日記は、これを書きたかっただけだったりして。

旅行の計画

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来月はじめ、沖縄に行こうと計画を練っている。
海に面したホテルで、ビールなどを飲みながらダラダラ過ごしたい。と思う。
ホテルの案内のパンフを眺めてたら、面白そうな写真が目に留まった。それはスクーバ・ボブという水中スクーター。
これは面白そう。沖縄では某ホテルにしかないらしい。
ある方のお勧めもあって、宿泊先はスクーバ・ボブに乗れるこのホテルに決定。