海水浴に出かけた。
沖へと向かった。
ゴチ。
くたびれたクラゲが必死に泳いでいた。
クラゲたちは陸を目指していた。理由は分からない。
ぞくぞくと押し寄せてくる。
上陸成功
でも、彼らは歩くことができなかった。
強い日差しを受け、すぐに干からびてしまった。
ゴーストクラブ
A LONG VACATION 3日目
本当は、昨日か今日、海に行く予定だった。海水浴は仕事に優先する。しかし、潮汐の具合がよくなかった。昨日の干潮時刻が午前4時51分、今日は5時41分、明日は6時47分。砂浜で泳ぐなら、潮が沖へ引いている最中がいい。おろしたてのシーツのようにまっさらな砂浜を素足で歩くのは何よりもステキだ。そんなわけで、今日も海水浴はやめ、南のほうへドライブすることにした。
いつもの漁港近くの店でスシでも食おうと思い、店が開いているかどうか電話したところ、開いているけど、すでに予約で満席とのこと。別の店に電話してみると、こちらは大丈夫だった。
店の窓から見下ろしたところ。
あそこに行ってみよう、ということで、行ってみることにした。
忘却とは忘れ去ることなり
遠くで手を振る君。やがて記憶から消え去る
帰り道、ソフトクリームを食べた
ヨッパライ某がドライブ先で買った安い肉でバーベキュー。とてもおいしかった。
低気圧ボーイ
麦わらを買ってもらった
ぼくは眠っていた。すると突然目覚ましが鳴った。もう朝かよ、仕事に行かなくちゃ、と思ったが今日は休みだった。ベッドから這い出てぼんやりしていると、ヨッパライ某がやってきた。掃除機を直してくれという。以前取り替えたプラグがまたちぎれたのだ。休日の朝の過ごし方にふさわしいとは思えなかったが、ぼくは熱い珈琲を飲みながら掃除機を修理した。
予報によると今日は曇り時々雨とのことだった。晴れだったら行きたいところはたくさんあったが、雨だとそうたくさんは思いつかず、20キロほど北西にある小さな町に中元を届けに行くことにした。中元を届け、なれない挨拶をし、小さな町を後にした。車は例によって海の近くを南に走っていた。
昼食をとる前に海の近くの池に寄ってみた。どこかの学生たちが思い思いの場所にカンバスを立てていた。懐かしい油絵の具の匂いが漂っていた。
絵のことはさっぱりわからないが、これなんか、けっこうウマイんじゃないかと思った。
ヨッパライ某がザルソバを食べたいというので、ソバ屋に行った。
ソバを食った帰り道にスーパーに寄って買い物をした。その時、麦わらを買ってもらった。前回、海辺をぶらぶらしていたら、不覚にも日射病になってしまったからだ。ちなみに399えんだった
ひまわりの丘
アートを見て安いうなぎ定食を食べた
定休日が同じ曜日なので、なかなか美術館の門をくぐることができない。今日は月曜日だけど、海の日とかで美術館は開いている。
そんなわけで、ちょっと遠いけど、山の上にある美術館に行ってみた。
今日は「高橋コレクション展」というのをやっていた。
写真には撮れなかったけど、ぼくの好きな作家の作品もあって実におもしろかった。ぼくとヨッパライ某は、久々のヒットだね、という感想であった。
屋外展示場をぶらぶら。青い空、流れる白い雲。
いわゆるひとつの、ゲージュツだな~!
不時着した宇宙カプセルはまだそのままだった。ぼくの前にいた若いカップルの男性が中に入って窓から顔を出して遊んでいたが、出るとき派手に頭を打っていた。
昼になったので、山を降り、鹿児島の北極との異名をとる、あの涼しいところで安いうなぎを食べることにした。ここのうなぎ定食は、なぜか安い。
北極ではカキ氷も売っている。
いつものように発電所の跡にも寄ってみた。
夏のはじまり
今日は休日。のんびり起きて、先日いただいた山形のサクランボとケーキを食べた。朝、美味しいものを食べると、その日はすてきな一日になる。とぼくは思う
ケーキは、もちろん手作り。クリームが口の中で爽やかにとける。
天気がいいので、ドライブに出かけた。
山の尾根を走る有料道路を南に下る。途中、PAに設けられた自然遊歩道をぶらぶら歩く。
多くのアサギマダラとすれ違った。旅の途中なのだろうか。
昼過ぎ、カツオで有名な港町に着いた。ヨッパライ某は好物の「鰹船人めし」を注文。
ぼくは夏季限定スタミナなんとか丼、というのをたのんだ。とても美味しかった。
見晴らしのいいところがある、という情報が入ったので、行ってみた。
するとそこには、年代を感じさせる渋すぎる双眼鏡が置いてあった。
しかも、10円入れなくても、タダで遠くが見えるのだった。
その施設におじさんがいたので、もっと見晴らしのいいところはないか、と聞くと、そこの細い道を15分くらい上ると、山の頂上だよ。と言う。景色はどうなの、と聞くと、周囲に木立が伸びて、ちょっと見えにくくなっているかも。行ってみれば、とのことだった。で、上の写真が、頂上から見えた景色。ひどい道で、すべったり転んだりしてやっとたどり着いて、これしか見えなかった。
多分、今日梅雨が明けただろう、ということで、屋上で乾杯した。