連休前

明日から連休。
オーストラリアに行って、エアズロックを拝む予定。
だったらいいなー。
いつかは行こう、エアズロック。
エアズロックでビールを飲む。
よーし、いくぞ。絶対行くぞ。
明日は朝から納戸の掃除です。

華氏911

衛星放送で華氏911があったので見た。主役はブッシュ大統領(笑)。この映画を見ていてつくづく感じたのは、ぼくの頭の中にある「国」とはいったいなんだろう、ってこと。例えば「ぼくはアメリカが嫌いだ」と言う場合。もちろん、ぼくが嫌いなのはアメリカ人全般じゃない。うちのお客さんにもアメリカ人はいるし、彼らは素敵な人たちだ。この場合、ぼくが嫌いなのは、ある時点でのアメリカ国籍の特定の個人である。当然それは北朝鮮や中国、他の国にもいえる。ムーア監督が映画の中で「無知は罪」みたいなことを言っていた。真実を知るのは非常に難しい。でもその努力を怠ると、罪のないものを傷つけ、いずれ自分も危険にさらされることになる。

虫の声

もうすぐ5月。急に暑くなってきた。店もクーラーを入れている。お客さんと話をしていると、夏が嫌いという方がけっこう多いのに驚く。特に年配の方に多い。もしかするとぼくも、年を取るに従い、夏が嫌いになるのかもしれない。夜、自宅に帰ると虫の声に迎えられる。ジージー鳴いている。この声が嫌になる日が来るのだろうか。

月末

月末は、仕入先の営業マンが営業と集金を兼ねてやってくる。そんなわけで、彼が来る前に仕入れ伝票のチェックなどをするんだけど、これがめんどくさい。掛け率の違いや、返品などの処理ができてるかチェックする。すると、間違いが見つかる。こちらが損してるときは、当然ブツブツ言う。たまに、というか、実は何度もあるのだけど、向こうが仕切り忘れをしてることがある。これまでに仕切り忘れた金額は、けっこうな額になるので、ちょっとここには書けない(笑)向こうの伝票発行システムに問題があるらしい。当たり前のことだけど、正直に教えてあげる。なんだか、すごく損した気分になる。

ドミニカ

ドミニカ日本人移民農園のコーヒー豆を仕入れることになった。時々遊びに来る担当者はドミニカ生まれの二世。「あちらの音楽でいいのがあったら持ってきてよ」というぼくのリクエストに応えて、たくさんのCDを持ってきてくれた。その中で、お勧めの一枚をさっそくかけてみた。ラテンのリズムが心地よい。思わず体が動き出す。ぼくはラテン系なんだろうか。「そのCD、あげますよ」と、二世は言った。

月曜日の朝

今日は定休日。早く起きなくてもいい日だ。しかし、悲しいくらい早く目が覚める。仕事のある日はいつまでたっても目が開かないのに、本当に不思議だ。ここ数日睡眠不足の日が続いたので、あと一時間眠っておこうと思うのだが、だめ。ベッドから出て顔を洗う。今日はリビングルームの家具の配置換えをして、ホームシアターを完成させる予定。ソファを移動したり、棚のキャスターを取り替えてるうちにお昼になった。ニュースを見ようとテレビをつけたら、ひどい列車事故。ふわふわのお休み気分が一気に醒めた。

日曜日

日曜日は比較的ヒマである。ところが今日はお客様が多かった。睡眠不足でボーっとした頭でお客様の相手をする。こういうときは、抑制回路がお留守になって変なことをしゃべる可能性が高い。なにをしゃべるかと言えば、やっぱりアホなことである。アホなことをまじめにしゃべるので、変な人だと思われる恐れがある。そんなわけで、今夜はナニもせずに、早く寝ようと思う。

夢のつづき

毎日イヤな夢を見る。昨夜はマシンガンを手にしたぼくが、ぼくを殺そうとしている殺し屋を追いかける夢だった。しかしヤツは警察に通報し、ぼくは逆に追われるハメになった。ヤツはインターポールのフリをしてる殺し屋。数日前見た夢で、ぼくはヤツに尻を撃たれ、病院に運ばれた。そのときぼくは「やられたのだから、ヤツはもう追ってこないだろう」と、安心したのだった。しかし、ヤツはまだ追ってくる。この夢は半年ほど前から続いている。

火曜日は休み明け

昨日と一昨日は月一回の連休だった。休み明けの今日、豆を切らしたお客様が次々といらっしゃる。
「なんで月曜日に休むのね」「日曜日に休むなんて」
お客様はイライラと小言をおっしゃる。まるでヤクを切らした中毒患者。ぼくは金を受け取り、ヤクを渡す。
お客様はヤクの袋を手にすると、ほっとした顔になって帰っていかれた。

体力の衰えを知りそうになった夜

夜、今まで使っていたテレビを弟の住居まで運んだ。
テレビは36型で重さ約80キロ。弟の部屋はビルの3階。エレベーターはない。二人で抱えてよろよろ階段を上り始めたものの、数段上らぬうちに「無理だ」と思い知った。しかし、兄としてのメンツがあるので平静を装い、一段一段必死に上り続けた。弟は下から押し上げ、ぼくが上で引っ張る。下のほうがきついと思って上を選んだのが間違いだった。「そろそろ代わろう」といって、ぼくは下に回った。ふと弟を見ると、まるで仁王像のように目をひんむき、鼻をおっぴろげてあえいでいる。なんだ、オレよりずっと苦しそうじゃないか、若いくせに。ぼくはうれしかった。