ミス オレ

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今日は定休日。遠くに行きたかったけど、しなくちゃならないことがイロイロあって行けなかった。たぶん、今はそういう時期なのだ。今日、オレはミスをした。あまりに初歩的なミスで、ひどい自己嫌悪に陥った。こんなとき、部屋でじっとしていると、オレは病的に自分を責める。それが分かってたので、さっさと服を着替え、庭に出て土いじりを始めた。先週に引き続き、増えた草花の株分けだ。草花をいじりながら、オレは自分とミスの関係について冷静に考えてみた。オレはミスがキライだ。だからミスをすると徹底して自分を責める。と、そこでオレはハッとした。他人に対してもそれをやってはいないか。ああ、やっている。身近な人に。無意識に。そして許さない。がまんして顔に出さないだけだ。じゃあ、どうすればいい。オレは実利的な行動を選択するタイプだ。まず、自分をあまり責めないこと、と思った。自分を責める回路ができてるから、他人をも責めるのだろう。自分を感情的に責めるのでなく、ミスを客観的に観察し、繰り返さないための具体策を考える、という合理的な処理回路を意識的に作る必要がありそうだ。自分のミスを責める自然な感情は、ミスの記憶を優先的に固定させるための動物的知恵だろうが、同じミスを繰り返さないために必要とはいえ、行き過ぎると害がある。なーんちって。今日はなんだか青臭いこと書いちゃったわ。うふ。
ところで最近、自分のことをボクというより、オレ、というほうが好きになってきたみたい。ぼくって、移り気なのね。

机のぼく

よくあることなんだが…
なにか、ずっと考えてた。でも、なにを考えてたのか、よくわからない。ふと気づいたら、ぼくは机の前に座っていた。ぼくの中にいるもうひとりのぼくが、ぼくを乗っ取って考え込んでいる。今まで何を考えていたのか教えてくれ。ぼくの時間を無駄に使うのはやめて欲しい。

夜道

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夜は暗い。暗い道をカメラを持って歩き回ると怪しまれる。たぶん、既にぼくは怪しまれている。そのうち誰かが通報するかもしれない。しかし、カメラを持って夜の道を歩くのは楽しい。むかしのカメラは、夜はフラッシュを焚かないと写らなかった。でも、今のカメラはフラッシュを焚かなくてもよく写る。中学生のころ、ぼくは双眼鏡を首にぶら下げて夜道を歩いていた。星を見たくて、天気のよい夜は暗い場所を求め、近くの山や、造成地によく歩いた。しばしば二人連れの体格の良い男に呼び止められた。どこへ行くんだね。ぼくは答えた。天体観測です。そうか、気をつけていきなさい。何度もそういうことがあったが、深く追求されたことは一度もなかった。いい時代だった。

あの夜にサヨナラ

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数日前、夜中に足がつって、悲惨な思いをしているという記事を書いたところ、さっそく次のようなコメントを頂いた。
>寝ているときに
>いきなり攣って目が覚めることありました
>カルシウム不足か何か・・・だったような。
カルシウム不足!!
ぼくはこのコメントを読んだ瞬間、まるで天井の電球を取り替えているときに誤って100Vに触れてしまってイスから転げ落ちそうになったような激しいショックを受けた。ぼくは某F少年から借りた某ベストセラー健康本にしたがって、一年以上前から、大好きな牛乳を断っていたのである。そう、ぼくの体にはカルシウムが不足していたのだ。と、いうわけで、さっそくカルシウムを補うべく、いきなり牛乳を飲むのも気が引けたので某スキムミルクを買ってきて今日から飲みはじめたのだった。
ふっ、これで足がつる悲惨な夜ともおサラバだ。
 フフフフ、ハハハハ、ワーッハッハー

悲しきナルシスト

今日は休みだったので朝からジャージを着て庭仕事をした。このジャージは先日もらったもので、ズボンが長すぎたため、すそを折り曲げてはいている。(ナルシストのオレには実に辛い姿なのだ)ぼくは庭にかがみ込んで、植木鉢から草花を取り出す作業をしていた。すると、たくし上げたジャージのソデが手のひらまでストンと落ちて泥がついた。ぼくは手のひらのソデをしばらく見つめていた。ズボンだけじゃなく、上着も大きかったのである。最近、計ってないが、ぼくの身長は177。ジャージのサイズはL。サイズが合わないはずはない。まてよ… も、もしかしてオレは縮んだのかも(たらー)。子どもの頃はよかった。すぐに体が大きくなって服が小さくなったものだ。しかしこれからは違う。小さくなるのは体のほうなのだ。(ナルシストのオレには実に辛い話だ)

夜風

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手が冷たくて気がついた。外に出て遠くを見ていた。中身のないぼくは風が吹くたびに揺れていた。

春の土曜日

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朝、ウィークエンドサンシャインをカーラジオで聞きながら店に向かった。信号が次々に青に変わって、ぼくを通してくれる。ふだんは30分以上かかる道のりを、10分で走りきった。土曜の朝の信号は眠り足りた女性のようにやさしい。珈琲をたくさん焼いて、仕事の合間に駐車場の桃の花の写真を撮った。午後、南の島に行ってたお客さんから、今は南の島に住んでいるR君から預かったという、変な土産を受け取った。
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真夜中に

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ここ数日、真夜中に足がつって、目が覚める。
真夜中に足がつったことのない人にはこの苦しさは分からないだろう。皆さんもぜひ経験してみて欲しい。