プリンターの逆襲その2

レーザープリンターが動かなくなった。スイッチをガチャガチャしたり、たたいたりしたがダメだった。10年以上前のプリンター。そろそろ楽にさせてやるべきなのかもしれない。一般に機械というものは、たたけば治ったりするものだが、あまりたたきすぎるのは良くない。次に試すべきは、コードのプラグを抜いたり挿したりすることなのである。そう、今回はこれがビンゴであった。USBプラグを左右にグリグリしごいているとき、一瞬、プリンターがギュワーン、と動いたのだ。おっ、と思い、ぼくはさらにグリグリした。ギュワ、ギュワ、ギュワワー。プリンターが苦しげにあえいでいる。どうやらUSBプラグの接点が錆びているようだ。ぼくは、どこかに接点復活剤があったのを思い出し、棚の奥に探し当ててそれをプラグに吹き付けた。フッ、完璧に治ってしまったぜ。オレって天才かも
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空き家

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店の前に空き家がある。ぼくはそれが気になってしょうがない。なぜ気になるのか。そう、問題はそこなのだ。なぜ気になるのか。それを気にする自分が気になるからである。分かる人には分かる話だ。

オレのバジルに手を出すな

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ぼくの大事なバジルに虫がついた。少しくらい(葉っぱ一枚程度)なら分けてやってもいいが、このバカはぼくの大事なバジルの葉っぱのあちこちに穴を開けた上に、芯を食いちぎって、新しい芽を宙ぶらりんにしていた。ふだんは沈着冷静なぼくも、これには無性に腹が立ち、クルクル巻いた葉の中に寝そべっていたイモムシを片っ端から引きずり出して道路に放り投げた。約10匹のイモムシは宙を舞ってどこかへ消えた。ざまあみろ。後で調べてみると、この虫はベニフキノメイガという蛾の幼虫であった。しばらくして、再びバジルを見に行くと、ハチがバジルの周囲をぐるぐる回っていた。何か一生懸命探している様子だ。そのハチはイモムシを狩って巣に持ち帰るドロバチの一種だった。イモムシはぼくが一匹残らず摘まみ取ったので、ハチの獲物はいないはず。つまり、ドロバチはイモムシを見つけて近寄ってきたわけではない。バジルにイモムシがいることを知っているのだろうか。それとも、虫の歯型のある葉が獲物のありかを示す信号になるのか。

猫の洗濯日和

休みだったが、ずっと家にいた。梅雨が本格的になる前にやらなくてはならないことがあったから。それは、家の屋上に積もった火山灰や枯葉を除去する作業。これをやらないと、大雨になると配水管が詰まって雨水があふれ出し、家屋の壁面が泥だらけになる。時折小雨のぱらつく中、フェンスをまたぎ、屋上のひさしに出て火山灰やゴミをすくい取っていった。無心に掃除をしてると、うちの猫がやってきて、おめーナニやってんだ。あいかわらずヒマだな、とばかりにまわりをうろつきはじめた。そーか、お前も掃除してほしいのか、というわけで、ついでに猫も洗った。
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キレイに洗ってやったのに、チョー機嫌が悪い。

カマキリの世界

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どうやら明日あたり梅雨に突入しそうですね。昼過ぎ、駐車場にアジサイの写真を撮りに行ったら、カマキリのチビが花の上で辺りをうかがっていました。コイツ、人間なんて知らないんだろうな~、なんて思いながら、シャッターを切りました。ところで、虫から見た世界って、どんなだろう、なんて思ったことはありません? ぼくはヒマだから、そんなことをしょっちゅう考えてます。もし、虫や動物から見た世界に興味があるなら、ユクスキュルという人が書いた「生物から見た世界」って本が抜群におもしろいですよ。今から100年近く前に書かれた本なんだけど、思わずうなることばかり。これを読んでいると、世界はあるものではなく、自分でつくったものであることに気づかされます。200ページくらいのうすい本だけど、すごい本。

驚くに値するもの

朝が来て、夜が来る。日々、同じことの繰り返しだ。
でも、毎日は決して退屈ではない。驚きの連続だ。
驚くに値することは常に目の前にある。
メーテルリンクの青い鳥と同じように。

ドラマチックレイン

外は雨が降っていた。久しぶりの雨だ。夕方、カウンター越しに仕事男とどうでもいい話をしていると、そこに常連のK氏がやって来て加わった。そしていつの間にか、むかし彼女をドライブに誘った際にかけていた音楽はナニ、という話になった。K氏は自信たっぷりに言った。まず杉山清貴を流しながら走り、頴娃町の茶畑で星空を眺めながらスターダストレビューをかけるのがベストである。と。ぼくは、それは軟弱だと言い返し、稲垣潤一が暗くていいのだ、と宣い、さっさとBGMを稲垣潤一に切り替えた。と、そこに、常連のお客さんが入ってこられたので、ぼくはそのお客さんの相手を始めた。店内には稲垣潤一のドラマチックレインが流れていた。すると突然、K氏がムンクのような顔になって立ち上がった。
「うお~、布団を干したままだー!」
彼は頭を抱え「明日また来ます」と言ってコーヒーも買わずに帰っていった。店じまいをしたあとでパソコンを開くと、たまたまK氏のツイートが目に入った。
すっげー早起きしたから、思わず布団干しちゃった。洗濯ついでに。
約16時間前 Twitter for iPhoneから
雨がふってきた。
約5時間前 Twitter for iPhoneから
本降りだ
約4時間前 Twitter for iPhoneから
布団ほしたままだ まじ、ヤバイ
約3時間前 Twitter for iPhoneから

900円マウスの謎

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先日ホームセンターで購入した900円マウスをパソコンにつないでみた。すると、底面からだけではなく、背中からも強力な青白い光を発し始めた。ぼくは困惑した。底の赤い光はわかる。マウスの移動を感知するためのものだ。だが、この背中から発射されている青白いビームはいったい何なのだ。作動ランプにしては桁外れに明るい。そうか、手のひらを認識するためかもしれない。ぼくは恐る恐るマウスをつかんでみた。しかしディスプレイ上に変化は見られない。なんなのだろう。不気味だ。