
何度読んでも飽きない本ってあるよね。ぼくの場合、それはたとえばレイ ブラッドベリの火星年代記。なぜそれを手に取りたくなるのか。ぼくは社会的な存在としての自分と宇宙的存在としての自分の区別があいまいになって居心地が悪くなったときに、いつの間にか火星年代記を手にしている。自分ってやつはつくづく厄介だ。ほったらかしにしていると、いつの間にかどこかにいってしまう。
これは 福岡伸一ハカセが何かの本に書いていたPowers of Ten.
まさかyoutubeで見れるとは…
お写真の時間です

夕方、いつものK氏が、モカが切れた、とコーヒーを買いに来た。今日も仕事なんだという。写真は愛用のiPhoneをグリグリしているところ。

彼が帰ると仕事男がやってきた。近くの現場で仕事を終えた帰りだという。彼のためにコーヒーをいれようとしていると、彼と同じギョーカイのOさんがやってきた。ぼくは彼女と仕事男がギョーカイの話しをしているところを写真に撮った。

写真を撮りながら「ぼくが撮ってもらった写真は、いつも怒った顔をしてるんだ」と彼女に言うと、不思議そうな顔をしたので、「じゃあ、撮ってみる?」といって彼女にカメラを渡した。

彼女に撮ってもらった写真はピンボケだったけど、怒ってなかった。彼女には人物写真を撮る才能があると思った。

仕事男も自分のカメラを取り出し、ぼくや、彼女が写真を撮っているところを写し始めた。

女性がカメラを構えている姿ってセクシー。かも

考えるフリをする人
古い35mmレンズで
タイムスリップレンズ
コバルトの空の下で
カメラ小僧たち

窓の外が暗くなり始めたころ、仕事男が店に入ってきた。ほかに客はいなかったので、二人でコーヒーを飲みながらカメラのことなど話した。彼の趣味も写真なのだが、今は少し遠ざかっている。彼の愛用していたNikonも、たぶん、たんすの奥で眠っている。ふと思い立ち、「ぼくを撮ってくれ」と彼にカメラを渡した。写真に写ったぼくは、ひどく疲れた顔をしていた。ぼくはこんな顔じゃない、と、だれかに訴えたかったが、それは間違いなくぼくの顔だった。カメラをぼくに返した後で仕事男は真剣な顔でつぶやいた。カメラを買おうかな。と。
そこにお客さんが入ってきた。プロカメラマンのNさんだ。彼が手にしているのはライカだった。仕事男とNさんは初対面だったが、カメラ好き同士ってことですぐに打ち解け、楽しそうに話し始めた。

友達を撮る

ひとくちに友達といってもいろいろ。退屈を救ってくれる友達、何かくれる友達、自分が困ったときだけ現れる友達、空気のような友達、すぐに忘れてしまう友達、宇宙人のような友達、分身のような友達。今日は、ぼくとまったく同じ日に生まれた友達が、海の向こうからやってきた。ぼくに写真を撮ってもらいたいのだという。ぼくには変わった友達が多いけど、写真を撮って欲しいといわれたのは初めて。遊び半分で友達を撮ることは多いけど、頼まれて撮るのは、たぶん初めて。ちょっと緊張した。でもおもしろかった。勉強になった。

息子さんといっしょに。彼は今日、大学に受かったのだそうだ。

閉店後、急いで家に帰り、屋上から種子島のロケット打ち上げを観察した。

一段目ロケットが分離するところも良く見えた。










