
ドライヤーが壊れた。2、3年くらい前に某ホームセンターで買ったもので国産の半値くらいだった。さっそく分解してみると中の配線がハンドルの折り曲げ部分でぷっつり切れている。ハンドルの曲げ伸ばしを繰り返しているうちに切れたらしい。価格相応の粗末なつくりだ。

配線に余裕がないので被覆を少しめくって繋ぎ、半田付け。

露出部分を熱収縮チューブで被覆、元通り組み立てる。
「以降、ドライヤーのハンドルを折りたたまないように」と、家族に御触れを出して作業終了。ぼくの貴重な時間はこうして失われていく。
階段
月雪花
おみくじチョコ
雨の街を
謎の港の夢
いつものことだけど、変な夢を見た。どこの港なのか分からないが、ぼくは船にのっている。その近くを別の船が通り過ぎてゆくのだけど、それが普通の船ではない。その船の甲板は陸地なのだ。あちこちに木や草が生え、ところどころ古い平屋の家が建っている。舗装はされてなく、でこぼこの土がむき出しになっている。それが海上をゆっくり進んでいく。ずいぶん前にも同じような夢を見た。でもそのとき、その船は港に接岸していた。
悲しみが雪のように降る一日

毎日たくさんのメールが届く。しかしそのほとんどが読むに値しないメールだ。読むに値しないメールを「これは読むに値しないメールだ」と断定するには、ある程度読み進まねばならない。最近のこの手のメールは読ませるために偽装してくる。この苛立たしい労苦を察してか、ぼくの使っているサーバーでは「迷惑メールフィルター」というサービスを準備した。どういう仕組みか知らないが、これを使うと、キンチョールをシューッとやったように、害虫メールはほとんど来なくなる。思わず快哉を叫びたくなるすばらしいサービスだ。しかし欠点がある。稀にだが、正常なメールを誤って検知してしまう。今までに分かっただけでも2件ある。これはまずいと思い、新たに重要なメール専用のアドレスを作り、それにはフィルターをかけないようにした。いうまでもなく平和は長くは続かない。新装したアドレスも一ヶ月もしないうちに、いつものろくでもないメールであふれ出す。1日2、3通なら許せる。でも10通を超えると温和なぼくも平静ではいられない。テーブルを叩き、いらいらしながら新しいアドレスを作り、それにかかわる数種類のプログラムの設定をやり直す。半日かかる。無駄に失われた時を思うと悲しくなる。今日はヒマだったので、それをした。
扉
できのいい映画。たとえば昨日書いたトリュフォーの「突然炎のごとく」。おもしろさは当然として、いいものを見た、という満足は相当なものだ。それは新しい扉を発見した喜び。自分の中にあるにもかかわらず、悲しいかな、今まで見えなかった扉。それが開かれる。主人公の思い、悩みに深く共感できるなら、その扉はリアルに現れる。
ジュールとジム
録画しておいた、トリュフォーの「突然炎のごとく」を見た。5年ぶりに、また見た。ジュールとジムの物語。恋に生きる女、カトリーヌ。恋はすばらしい。道端の花は耳元でささやき、星は輝きを増す。でもそれは幻。人に与えることは出来ない。恋は奪い、愛は与える。
音の蜃気楼
さっきまで星空を眺めていた。うっすら雲がかかり、それは磨硝子を通したような星空だ。風はないが、かなり寒い。ふいにどこからか規則的なリズムが聞こえてきた。踏み切りの警報機の音だ。しかしこの近くには踏み切りはもとより鉄道がない。でも聞こえる。ははあ、これがうわさの銀河鉄道か。まさか。理由はそう難しくはない。寒いせいで山向こうの音が伝わってきたのだろう。宮沢賢治もこんな経験からあの作品を生み出したのかもしれない。











