寒かったのでピンクのチューリップを見にいくことにした チューリップは咲いていたけど、以前に比べると少なくなっていた。予算の問題かもしれない 期待していたミモザは、まだつぼみだった ロウバイ。漢字で書くと蝋梅。なぜかこれも冬になると見たくなる 昼食は、いつものハーブ園でそして、いつものカボチャプリン今夜はギョーザになるらしかった
北北西に進路をとってみた
今年最初の定休日。このまえ南に走ったので、今日は北に向かった昼食は最近オープンしたという、なんとかマグロ館で一番安かったマグロ丼にしたさらに北に走っていくと「ちかび展示館、入場無料」という案内板が目に止まった。ちかびとはなんなのか、案内板には何の説明もない。でも、タダだから行ってみることにした。なぜか入り口で署名を求められる。中に入ると科学館によくありそうな模型が並んでいたが、なんといっても展示室の一番奥に設けられた、サンダーバード秘密基地を髣髴する豪快な展示スペースに目を瞠った。これでタダとは安すぎると思った。かも さらに走っていくと、砂浜があった。砂浜を見ると歩きたくなるという病気なので、さっそく歩いてみた なかなかいい砂浜だった 帰りに、前から一度行ってみようと思っていた、今はなき南薩鉄道の某駅跡にある、給水塔を見に行った。手前に見えるのは線路の枕木 給水塔と、それに続くプラットホーム 給水用の蛇口
A LONG VACATION 5日目
ブルーグレイ
だれもいない海
梅干がなくなったので、山の向こうの道の駅みたいなところに買いに行った。ヨッパライ某が買い物をしている間に、近くの小学校あとに写真を撮りに行った。
どこで昼ごはんを食べるか迷ったが、結局いつもの漁港近くの店に行った。ぼくは安い方の寿司、ヨッパライ某は日替わり定食のカンパチのみぞれ煮、というのにした。このみぞれ煮が予想外にうまく、ぼくもそれにすればよかったと後悔した。
海沿いのくねくね道を走り続けた。ぼくはくねくね道がとても好きだ。
くねくね道を海に下り、あの海辺のレストランに行った。今日はコーヒーを持ってこなかったので、ここでコーヒータイム。
入ってみると例によってだれもいなかった。勝手にあがって海側のデッキでくつろいでいると、店の中で物音がした。
コーヒーをたのんだら手製の石釜で焼いたチーズパンをくれた。ヨッパライ某が年を聞くと、75歳だという。ぼくは信じなかったが本当かもしれない。
いま、法面を開墾してマンゴーやらなんやら植えているらしい。いつになったら食べさせてもらえるのだろう。
フツーの人だったらやらんでしょう。というと、フツーの人はやらんだろうね、と笑った
だれもいなかった。
AND WINTER CAME
ぼくの車は南に向かって走っていた。雨が降っていたが、気にならなかった。海に向かうため右折しようとすると、あたりにコスモスが咲いていた。
家を出るときヨッパライ某が、はい、おこづかい、と言って2000円くれたので、ぼくはそれでエビ定食を食べようと思った。2000円にぎって漁港近くの食堂に入ると、「本日の日替、カンパチのあら炊き630円」となっていたので、2分くらい悩んだあげく、それにした。これが実にうまかったので、思わずご飯のお代わりをした。
海に面した美術館の屋上で、ポットのコーヒーを飲んでいると、冷たい風が吹きはじめ、激しい雨になった。
美術館を後にし、海沿いのカーブを走っていると、いつのまにか雲は流れ去って太陽が照ってきた。
いつもの変なレストランはあいかわらずそこにあったが、看板がかっこよくなっていた。
今日はコーヒーを持参していたので、店には入らなかった。道路から店をうかがうと、マスターがなにやら忙しそうに歩き回っていた。見つかるとまずいと思い、音を立てないように車に戻った。