人間

160425_01朝から冷たい雨が降っていたが、めずらしく憂うつではなかった。昨夕、ある常連のお客さんと、いつもとは少し違う話題で話したのが関係している160425_03歎異抄のことを調べていて、つい最近読み始めた本が昨夜の話のきっかけになった。たまたま彼の話しに出てきた言葉が、その本の中で親鸞が門弟に話した言葉とそっくりだったので思わずそれを指摘したところ、親鸞の話になってしまった160425_02彼は親鸞に詳しかった。しかもその知識は本を読んだだけで得た薄く乾いたものではなく、彼の人生の中で幾度も試され、よく練られたものにみえた160425_04今日、ぼくは冷たい雨の降る砂浜を歩いていた。いつもと違う気分で歩いていた160425_06

ファンタはまだだった

160411_01 そろそろ、あのファンタグレープみたいな匂いのする花が咲きはじめるんじゃないかと思って、あの神社に行ってみたが、驚くほど咲いてなかった160411_02 気を取り直してピンクの草が咲きはじめている丘に行ってみた。道を歩きながら思った。ぼくにはもう、ピンクは似合わない160411_03

160411_04 帰りに、見晴らしのいい、あの公園に寄ってみた。葉桜がきれいだった160411_05

エビフライにナポリタンが付いていた

160404_11 窓の外は気持ちよく晴れていた。ヨッパライ某に、天気がいいから出かけるぞ、と声をかけると、それに応えて何か言うのだけど声が聞こえない。変だな、と思っていると、そこで目が覚めた。ベッドから這い出てカーテンを開けると外は雨だった160404_03今日は、今度の土曜日にジャズ喫茶をオープンさせるJさんの店に呼ばれているのだった。その前に病院に行かねばならなかった。病院に行くのは7年ぶり。採血したり心電図をとったり。イスに座って先生の説明を聞いていると、後ろにいた婦長さんみたいな人から、ちゃんと聞くように、と注意された。むかし、学校の先生から「おまえ、聞いているのか?」と、よく注意されたものだったが、ぼくはそういう人に見えるらしい160404_01Jさんに淹れてもらったコーヒー。ここのカウンターはとても落ち着く160404_02居心地が良いので、つい、時間を忘れてしまう。もちろん、流れているのはJAZZ160404_05スピーカーはアルテックのA7。スピーカーの横にはグランドピアノがセットされる予定160404_04窓側の席。ゆっくり本が読めるように、各座席にスタンドライトがついている160404_10家に帰り着いたのは1時前だった。腹が減ったので、ヨッパライ某をさそって食事に出かけた。山を越えて海沿いの店に入り、メニューを開くと、特大エビフライ定食、というのがあったのでそれにした。昭和の人間は、特大、とか、お代わり自由、みたいな言葉によわい160404_07帰りに、桜を見に行った160404_08ほぼ満開状態。某国営放送が大きな車を止めて生中継の準備をしていた。夕方のローカルニュースで放送するらしい160404_09ライトアップを見届けて家路についた

トンネルを抜けると水車ICだった

160328_01南薩縦貫道の知覧金山水車ICまでが昨日開通したというので、とりあえずソバでも食いに行くことにした。写真の真ん中あたりのトンネルを抜けたところが知覧金山水車IC160328_02ぼくは熱いかけそばを、ヨッパライ某は寒いのに盛りそばを注文して残した160328_03人形博物館、というところに行ってみた。なかなかおもしろかったが、ぼくよりもう少し上の年代向けだと思った160328_04無料の駐車場に車を止めて、周辺をうろつきまわった160328_05いつもの公園に寄ってみた。ソメイヨシノは1~2分咲き、山桜は満開、といったところ160328_06古池や蛙飛び込む水の音160328_07いつものように峠で運転を代わり、歩いて帰った160328_08

昼が長くなってきた

160321_01 今日は某公共施設で開催されている、某美術展を見に行った。芸術のことはよくわからないけど、とても楽しめた。欲しいと思う作品もあった。でも高そうだった160321_02 めったにラーメンは食べない。でも、ここのマグロラーメンは年に数回食べる。ワサビを入れて食べるととてもおいしい160321_03 変わった建物の横に佇んでいるおじさん160321_04 じっと空を見つめているおじさん160321_05 何か出そうな雰囲気のある家160321_06 空を見つめているおじさん。あしたも晴れかな160321_09 おじさんの周りにはピンクの花がたくさん咲いていた160321_07田園。 春だな~

暖かい休日

160307_03 普段の行いがとても良いせいか、朝起きると気持ちよく晴れていた。休日の朝はこうでなくてはいけない。というわけで、海の近くで昼ごはんにしよう、ということになった160307_02 海に面したレストランで、ぼくはいつものようにバジルソースなんとか、ヨッパライ某は肉のなんとかを注文した。デザートは洋ナシのタルト160307_01 この店ではお茶代わりにカモミールのハーブティーが出る。疲れているときは、この独特な香りが心地よい160307_05 帰りにいつもの砂浜に寄った。今日はずいぶん暖かかったが、砂の輝きはまだ柔らかい160307_04

セピアな一日

朝のうちに簡単な仕事を済ませ、昼飯を食べに車を走らせた。峠に向かうあたりでコーヒーをポットに詰めてくるのを忘れたのに気付き、交差点のコンビニRに車を突っ込んでコーヒーを買った。ひどく薄いコーヒーだったが、ないよりましなので飲みながら峠を越え、海の近くのコンビニFに再び車を突っ込み、コーヒーを買ったものの、これもやはりぼくには薄かった160229_01 そこでふいに、近くで陶芸をやっているK君の庭で梅がたくさん咲いている、という話を思い出し、車を転回させて彼の家に向かった。庭につながれた白い犬が激しく歓迎してくれるなか、その向こうの梅園に行って羽織をはおった夏目漱石のような顔をして梅を鑑賞した。とても良い匂いがした。家に上がり、彼の作品を見せてもらった。今から昼飯を食べに行くんだ、というと、近くにいいところがありますよ、月曜日も開いてます。と、その店の名刺をくれた160229_02 昭和を髣髴する古い民家がその店だった。中に入ると右手に薪ストーブがあり、薪が赤々と燃えていた。都会育ちのぼくが初めて目にする珍しい農具や籾殻を吹き飛ばす木製の器具などが置かれており、電話も七人の刑事に出てくるような黒いやつだった160229_04 堀こたつ式のテーブルでくつろいでいると、和風の定食が運ばれてきた。カラーでお見せできないのが残念です160229_05 ぼくは普通の定食、ヨッパライ某はオコゲ定食にした。このオコゲ定食が懐かしい風味で、セピア色の記憶を呼び覚ます特筆ものなのであった。カラーでお見せできないのが残念です160229_06 食後のコーヒー。カラーで撮ってもこんな色です160229_07 帰りに、蒸気機関車用の給水塔のある駅に寄ってみた。線路は撤去されているが、プラットホームはそのままだ160229_10 地面を注意して見ると、まだ枕木が埋まっている

ウメを見てとうふを食べた

160222_04あそこの梅がそろそろ満開らしいよ、と、ヨッパライ某が言うので行ってみることにした160222_01いつものように近道をしようとして派手に迷い、着いたのは1時過ぎだった。到着してすぐにわかったのは、肝心の梅がほとんど咲いてない、ということだった。よくある話だ。拝殿の前に植わっている桜が満開だったので、とりあえずその写真を撮った160222_02参道沿いのソバ屋でそばを食おうとしたら、売り切れとのことだった。よくある話だ。仕方ないので坂を下ったところにある豆腐屋で豆腐定食を食べた。健康的な味だった160222_03帰り道、ナントカ梅はこちらですよ、みたいな案内板が立っていたので、そちらにハンドルを切った。梅は八分咲きといったところだったが、どこか上品で風格があり、とても気に入った。しばらく眺めていたら、ぽつぽつと雨が降り出した

春の匂い

160208_02 朝起きると晴れていた。雲一つない青空だ160208_01 冬が終わった記念に、南のハーブ園でハイビスカスシャーベットを食べることにした。いつものとおりだ160208_03 ミモザはまだ三分咲きといったところ。甘酸っぱい匂いが春を告げている160208_05 早咲きの桜。こちらは七分咲きといったところだ