梅干しは売ってなかった

あそこの梅が満開だというので行ってみた

今年は半月ほど開花が遅れたらしい。花にだって人に言えない事情がある

ここの梅は地面を這うように広がっている。引力が強いせいかもしれない

無理に上に伸びようとすると、こんな風にねじ曲がってしまう

昼食はいつものように海の近くの店でふつうの定食を注文した。すると、注文した覚えのない立派なものが運ばれてきてチョーあせったのだけど、「たくさん獲れたので、これはオマケ」とのことだった

いつもの場所に行って、海を見ながらコーヒーを飲んだ

春だったね

ターンテーブルの上をレコード盤がくるくる回っている。その縁にそっと針をおろすと、スピーカーからすてきな音楽が流れはじめる

地球が太陽の周りをくるくる回っている。ぼくはそこに、そっと針をおろす

耳を澄ますと、あちこちから春の音楽が聞こえてくる

よろしかったら、こちらにお掛けになりませんか

というわけで、今日もやっぱりB定食。A定食は300円高いのです。

だれかに見られてる気がするのは自意識過剰のせい?

ネジ式

時々ネジを巻かないと動けなくなる。そう思い込んでいるからそうなるのかもしれない。でも、寒い日が続いた後など、ブリキのおもちゃみたいに動けなくなって途方に暮れてしまう。ぼくはたいてい、月曜日にネジを巻く。しかし問題は、自分の力ではネジを巻けない、ということ。やさしい人の言葉、波の音、熱いコーヒー、遠くから吹いてくる風、魚フライ、そんなものが気ままにぼくのネジを巻く

ラーメンを食べて雪が舞う海をみた

あのベンチで海を見てみたい、という人がいたので、あのベンチに向かって車を走らせた。ベンチには誰もいなかった。海から雪混じりの冷たい風が吹いていた。ベンチでしばらくガタガタ震えた後、その人は車に戻って行った

今年初めて食べるラーメン。期間限定、まぐろ台湾らーめん

海の見える丘

風もなく、穏やかに晴れていた。コーヒーをポットに詰めて南に走った。南シナ海が見える丘に上り、草原に寝そべってコーヒーを飲みながら日向ぼっこをしよう、という計画だった。しかし、南に来たのに、山道はかなり雪が積もっていて危ない感じだったし、草原も融けた雪で濡れていた

海に面したレストランで昼食にした

テーブルに敷かれた紙の文字を指し、「海の中には母がいる。そして母の中に海がある」という誰かの詩をヨッパライ某に紹介したところ、珍しくずいぶん興味を示してくれた

空が青い。いつまでも見ていたら、目が青く染まりそうなくらい

美術館の屋上でコーヒーを飲んだ

峠で運転を代わり、山道を歩いて帰った

A LONG VACATION 6日目

天気が良かったので、ベッドシーツと布団カバーをはがして洗濯した。朝日を浴びながら洗濯物を干していると、なんだか幸せな気分になった。店の大掃除が午前中で終了したので、ドライブに出かけた

あの日、ぼくと家族はこの堤防に座って海を見つめていた。だれも口をきかなかった。あれから18年経った

数組の家族が凧を上げていた。ぼくもその中の一人だったころがある。遠いむかしのことだ

いつものハーブ園で遅い昼食にした。デザートはハイビスカスシャーベット。客はぼく一人だった

日が沈むころ、海に寄ってみた。どういうわけか若いカップルがたくさんいて、遊歩道沿いの「幸せの鐘」を楽しそうに打ち鳴らしていた

A LONG VACATION 5日目

そんなわけで大掃除は今日も続く。昨日、店の掃除が終わらなかったので、朝から店に引きこもって必死に掃除を続けた。が、それにしても天気が良すぎる。雲一つない。やはり今日はドライブに出かけよう。掃除は明日だ~!でもその前に車を洗わなきゃ。カーシャンプーを使い、車を泡だらけにしてゴシゴシ洗う。水滴を拭き終わって時計を見るともう2時半。エンジンをかけ、窓を全開にして海に向かう

外気温10度。暖房を効かせ、窓を全開にして走る。音楽はウイングス。いつもの店で初ソフト

丘に上る。まだ遊び始めたばかりなのに、太陽は西に大きく傾いている

信じられないくらい長いオレの足

むかしよく遊びに行っていた、今は無き、あのレストランの近くまで走った

海の底に行ってみた

お昼をだいぶ過ぎたころ、どこかで食事にしよう、ということで車を走らせた。海沿いの道路を南に流していると、となりの人が、ここで食べよう、と言ったので、そのハンバーグで有名な店(と、ぼくたちは思っている)に車を乗り入れた。窓際の席に座り、海を眺めていると、頭の中をあの歌が流れてくる

ソーダ水の中を 貨物船が通る ♪

食事を終え、低い空に浮かんでいる太陽に向かって走った。すると甘く冷たいものが欲しくなった。ソフトクリームが食べたいね、ということで意見が一致した

海が見える海岸に行ってみた。風が強かった

進入禁止。ぼくは免許を取って数年間、この標識の意味を知らなかった

灯台へ向かう道。なぜか、となりの国の観光客がたくさんいた

某植物園で恒例のイルミをやっていたので、駐車場に車を停め、暗くなるのを待って入場した

海がテーマになっているようだった

ぼくの嫌いなサカナもいた

砂浜

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目覚ましが鳴らなかったせいで、朝起きると9時前だった。家には誰もいなかった。コーヒーを点てて、ぼんやりしているうちに昼前になった。ヨッパライ某が用事を済ませて帰ってきたので、海の近くの食堂に行き、魚フライを注文した

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しばらく波打際を歩いたが、なにも頭に浮かんでこなかった。そんな日もある。最近、そんな日の方が多い

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小さな貝。心は動かない