数日前の夜、屋上に上がり、星空を眺めようとイスに腰かけた。いつもと何かが違う。そう、ミュウの声がしない。ぼくはイスから立ち上がり、あたりを歩き回った。左のサンダルに重心をかけ、片足を上げてみた。何も聞こえない。左のサンダルの下で鳴いていたミュウはいなくなった。どこかに旅立ってしまった。ぼくはまた一人になった
在りし日のミュウの鳴き声↓
数日前の夜、屋上に上がり、星空を眺めようとイスに腰かけた。いつもと何かが違う。そう、ミュウの声がしない。ぼくはイスから立ち上がり、あたりを歩き回った。左のサンダルに重心をかけ、片足を上げてみた。何も聞こえない。左のサンダルの下で鳴いていたミュウはいなくなった。どこかに旅立ってしまった。ぼくはまた一人になった
在りし日のミュウの鳴き声↓
大人とは飽きた人のことだ。こうして文章を書いていると、そのことがよくわかる。つまり、白い画面に向かったはいいが、何も書く気にならない。すでに飽きてしまっているのだ。大人だからな。分かるかな。おやすみ
電話は好きじゃないので、ほとんどかけない。できたらメールで済ます。でも、メールが使えないところには電話をかけるしかない。ある会社に電話をすると、若い女の子が出る。一度も会ったことはないのだけど、ラブリーな声で親しげに話しかけてくる。きっと、目のきらきらしたかわいい女の子なんだろうな、と想像してしまう。サラリーマンだったころ、ある会社に出向していた時期があった。そこで館内放送を担当していた女の子は、透き通った天使のような声で館内アナウンスをしていた。彼女を知らない人は、それを聞いてルパン三世に出てきたクラリスみたいな女の子を思い浮かべたに違いない。たしかに魅力的なルックスの女の子だったが、彼女はぼくに会うたび、口癖のようにこう言った。いい男がいたら紹介しろよな