店の駐車場で本を読んでいたら、ハクセキレイが道をピョコピョコ歩いているのに気づいた。この鳥はスズメと一緒で愛嬌がない。口笛を吹いても寄ってこないし、近づくと逃げる。珍しい鳥でもないが、とりあえず写真に撮ってみた。撮った写真を店のパソコンで見てみると、ピントが外れている。右のヤツにピントを合わせたのに、ピントは左の鳥の更に後ろだ。何枚か撮った写真のどれもが後ピンになっている。実は、以前から気づいていたのだ。ぼくのカメラのオートフォーカスは後ピンなのである。ぼくはほとんどマニュアルフォーカスで撮るので、あまり気にしないでいた。しかし、今日思った。ローアングルなど、無理な体勢で動く被写体を狙うときには、ピントを合わせる作業はかなりテソイ(てそい=めんどい)。そして、マニュアルフォーカスよりオートフォーカスのほうが大抵、ピンが鋭い(ような気がする)。で、どうするか。説明書には「後ピンを補正するには」などという項目はない。メーカーのサービスに送るのが清く正しい方法なのである(つまり、修理)。しかし、このカメラには「裏メニュー」という、一般には公開されていないメニューが存在することをぼくはネットで知っていた。いくつかのボタンを押したままスイッチをONすると、禁断の「裏メニュー」が開く。そのメニューの中に、フォーカスを補正する項目があるのだ。ピンの位置は色温度で前後する。日中に使うことが多いので、5000Kでピンが合うように調整した。フォーカスを適正にすると、なんだかカメラも新しくなったようで、いい気分[E:shine]
アスファルト表面の凹凸で、ピントの位置が分かります。
猫の顔にジャスピン!
明日はこのカメラを持ってドライブに出かけます。
“ダークサイドメニュー” への2件の返信
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ねこ~[E:note]
このエントリー主人にみせたら「へ~」と
言ってました。知らなかったようです。Thank you です[E:confident]
カメラに限らず、今の電子機器のほとんどにはユーザー設定モードとは別に、サービスモードが隠されているようですね。人間にも裏メニューがあるらしいですが、どんな呪文を唱えればそれが出てくるのかは謎です。