早く寝なくては、と、思うのだけど、寝るのが惜しくてなかなか寝られない。ここのところ夜が好きになっている。夜中に歩き回る。まるでネコのようだ。屋上に寝転がってずっと月を見ていた。冷たい風が心地よい。月の手前を薄い雲が西から東に流れている。夜空に寄生する生き物たち。いつまで見ていても飽きない。雲は次第に厚くなり、月を隠し、空を真っ暗にして己も姿を消した。しかたなくぼくは外に出て歩き出した。白く光る街灯があの世への道しるべのようにみえる。
“夜の雲” への2件の返信
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さめも夜が惜しくて寝られません。
そんなこんなでネットを始めてアラこんな時間。
真夜中の大学に一人・・・
外に出るのがコワイです。
きのうはどうも。
真夜中の大学に一人? コワ~~~~
なんか、変なのが出そう。ぼくには無理かも。
以前から思っていたんですが、サメさんって、ハードな神経の持ち主でんな。
夜中って、静かでいいよね。あの静けさがぼくには惜しい。