天気もいいし、風もさわやかだ。こんな休みの日には、ぬるめの温泉にでもつかって、道端の花でも見ながらポチポチ歩いて、腹が減ったら青空の下でニッスイの魚肉ハンバーグが入った弁当を広げる、みたいな一日を過ごすのが良いかもしれない。みたいな結論に達した。カメラには最近お気に入りの古いレンズをくっつけることにした。このレンズで撮ると人も風景も適当にボケてくれて、アナログっぽい写真が撮れるのである。
まず、予定通り某温泉に到着。外湯につかって、空を見ながらぼーーっとしていると、体のほうも、「ん？ 今日は休日らしいぞ。じゃあぼくもぼーっとしよ～」という感じで、ぼーっとしてくる。
身もココロもぼーっとしてきたところで、温泉を後にし、車は山をひとつ越えて某植物園に着いた。
園内を歩いていると、あちこちでアジサイが咲いている。
梅雨も間近だ。
ニッスイの魚肉ハンバーグにマヨネーズをかけたのが入った弁当を広げる。ぼくがかつて日本人らしい日本人だったころ、弁当に魚肉ソーセージや魚肉ハンバーグが入っていると涙が出るほどうれしいものだった。ような気がする。
魚肉ハンバーグ弁当を食って、園内をぶらつく。サーロインステーキクラスの贅沢な休日とはいえないが、今日もいい気分だ。
スプーンさん
某植物園のアジサイは
何分咲きくらいでしたか？
魚肉ハンバーグ 私も なつかしくて
時々 食べてます～♪
アジサイ、ぼちぼち咲き始めているな、という感じでしたよ。あじさいの森では種類にもよりますが、ほとんどがまだ三分～五分咲きといったところ。でも、暖かい雨が一日降れば、クジャクが羽を広げるように、一気に満開、といった気配です。トケイソウも三分咲き、ジャカランダは間もなく満開、といったところでした。魚肉ハンバーグ、たぶん、好んで食べているのは、昭和に青春を過ごした一部の連中でしょう。おっしゃるように、あの味を懐かしがって(笑)
次女が遠足の時、魚肉ハンバーグをお友達が持ってきたらしく
先日スーパーで次女が
「これ！買って！」
と持ってきた。
夫も時々食べたくなるらしい。
私はちょっと焦がした感じが好きです。
魚肉ハンバーグ、まるで麻薬のように人を引き付けるんですよね。特に昭和の人。ぼくも、時々チキンラーメンとかアベックラーメンが無性に食べたくなることがあります。昭和の血がそうさせるのだと思いますが、べにこさんの次女ちゃんは、それを引き継ぐ有望な人材なのかもしれません。